特許
J-GLOBAL ID:200903093529659559

セルロースエステルフィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111165
公開番号(公開出願番号):特開2003-306555
出願日: 2002年04月12日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 液晶画像表示装置(LCD)における偏光板の保護フィルムとして好適なセルロースエステルフィルムについて、弾性率の高いフィルムを得、該フィルムを用いることにより、偏光板の収縮を抑制する。偏光板の収縮やそれによる液晶セルのガラスとの剥離に起因する偏光板の「白ヌケ」と呼ばれる光漏れの発生を未然に防止する。ひいては液晶画像表示装置の性能を充分に保持する。【解決手段】 セルロースエステルフィルムは、重量平均分子量Mwを数平均分子量Mnで徐した分子量分布Mw/Mnが1.8〜3.0であり、かつ230000<Mw<380000であるセルロースエステルを用いて溶液流延製膜法によりフィルムを作製した後、延伸することにより製造したものである。セルロースエステルフィルムの製造方法は、上記セルロースエステルの分子量分布調整、及び一定範囲の残留溶媒量が存する状態でフィルムを延伸する。
請求項(抜粋):
数平均分子量Mnが90000〜180000の範囲にあるセルロースエステルであって、重量平均分子量Mwを数平均分子量Mnで徐した分子量分布Mw/Mnが1.8〜3.0であり、かつ230000<Mw<380000であるセルロースエステルを用いて溶液流延製膜法によりフィルムを作製した後、延伸することにより製造したことを特徴とする、セルロースエステルフィルム。
IPC (4件):
C08J 5/18 CEP ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  C08L 1:10
FI (4件):
C08J 5/18 CEP ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  C08L 1:10
Fターム (26件):
2H049BA02 ,  2H049BA27 ,  2H049BB33 ,  2H049BB43 ,  2H049BB51 ,  2H049BC14 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08 ,  2H091FB02 ,  2H091FC07 ,  2H091FC21 ,  2H091FC29 ,  2H091FC30 ,  2H091GA17 ,  2H091LA03 ,  2H091LA04 ,  2H091LA11 ,  2H091LA12 ,  2H091LA16 ,  4F071AA09 ,  4F071AA81 ,  4F071AH19 ,  4F071BB02 ,  4F071BB07 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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