特許
J-GLOBAL ID:200903093532572731

蒸発燃料漏れ検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-028258
公開番号(公開出願番号):特開2004-162685
出願日: 2003年02月05日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】吸着材の吸着能力が低下していると漏れ検査を停止し、漏れ検査中において蒸発燃料が大気中に流出することを防止する蒸発燃料漏れ検査装置を提供する。【解決手段】蒸発燃料処理システムの漏れ検査を実行するとき、空燃比センサ22の検出信号に基づいて予めECU30で算出されている排出蒸発燃料濃度を読み込む。ECU30は、空燃比センサ22で検出した排気ガス中の空燃比と理論空燃比とのずれ量から、キャニスタ50から吸気管12内に排出された排出蒸発燃料濃度を算出しておく。排出蒸発燃料濃度からキャニスタ50において吸着材52に吸着されている蒸発燃料の吸着量を算出できる。算出した蒸発燃料の吸着量が所定量より大きい場合、吸着材52に多量の蒸発燃料が吸着され吸着材52の吸着能力が低下していると判断し、漏れ検査を停止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料タンクと、前記燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着する吸着材を収容している吸着容器と、前記吸着材に吸着されている蒸発燃料を吸気管の負圧により前記吸気管に排出する排出通路に設置され、前記吸着容器内と前記吸気管内との連通を断続する排出装置と、を備える蒸発燃料処理システムにおいて蒸発燃料の漏れを検査する装置であって、 前記排出装置が前記吸着容器内と前記吸気管内との連通を遮断している状態で、前記燃料タンク内から前記吸着容器内を通り前記排出装置までの間に形成されている蒸発燃料通路を加圧または減圧する圧力手段と、 前記圧力手段により前記蒸発燃料通路を加圧または減圧した後、前記蒸発燃料通路の漏れを検出する漏れ検出手段と、 前記吸着材に吸着された蒸発燃料量を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された蒸発燃料量に応じ、前記圧力手段を作動させ前記蒸発燃料通路の漏れ検査を実行するか否かを判定する制御手段と、 を備えることを特徴とする蒸発燃料漏れ検査装置。
IPC (1件):
F02M25/08
FI (2件):
F02M25/08 Z ,  F02M25/08 M
Fターム (26件):
3G044BA22 ,  3G044CA17 ,  3G044DA04 ,  3G044DA07 ,  3G044DA09 ,  3G044EA27 ,  3G044EA32 ,  3G044EA40 ,  3G044EA50 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044FA01 ,  3G044FA03 ,  3G044FA10 ,  3G044FA14 ,  3G044FA15 ,  3G044FA23 ,  3G044FA24 ,  3G044FA27 ,  3G044FA38 ,  3G044FA39 ,  3G044GA13 ,  3G044GA24 ,  3G044GA26 ,  3G044GA28 ,  3G044GA30
引用特許:
審査官引用 (6件)
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