特許

J-GLOBAL ID：200903093538021621

硬化性樹脂組成物

発明者： 前田 克幸 ,  生井 創三 ,  原野 芳行
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-263845
公開番号（公開出願番号）：特開平6-107752
出願日： 1992年10月01日
公開日（公表日）： 1994年04月19日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 耐熱性、耐候性、硬度に優れた特性を有する硬化性樹脂組成物を得ること。【構成】 (a)1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する化合物と、(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸基を含有する重合体から選ばれた少なくとも1種と、(c)1個以上の活性水素を有する化合物を反応させて得られるビニル基を有する樹脂を、エポキシ化して得られるエポキシ樹脂と、不飽和モノカルボン酸とを、飽和モノカルボン酸、多価カルボン酸、飽和無水多価カルボン酸、不飽和多価カルボン酸、不飽和無水多価カルボン酸、末端カルボキシル基を持った飽和アルキッドで置換して反応触媒の存在下で加熱反応させて得られる不飽和エポキシエステル樹脂を5〜95重量部、エチレン性不飽和結合を有するビニル化合物を95〜 5重量部、光増感剤を0〜10重量部含む。

請求項（抜粋）：

[A](a)1分子中に1個以上のビニル基と1個のエポキシ基を有する化合物と、(b)多塩基酸無水物、多塩基酸、酸末端重合体、およびカルボン酸基を含有する重合体から選ばれた少なくとも1種と、(c)1個以上の活性水素を有する化合物から選ばれた少なくとも1種を反応させて得られるビニル基を有する樹脂を、さらに、エポキシ化して得られるエポキシ樹脂と、不飽和モノカルボン酸とを、あるいは必要に応じて不飽和モノカルボン酸の一部または、大部分を飽和モノカルボン酸、多価カルボン酸、飽和無水多価カルボン酸、不飽和多価カルボン酸、不飽和無水多価カルボン酸、末端カルボキシル基を持った飽和アルキッドの中から選ばれた1種または、それ以上で置換して反応触媒及び必要に応じて重合防止剤、溶剤あるいは重合性単量体の存在下で加熱反応させて得られる不飽和エポキシエステル樹脂 5〜95重量部[B]エチレン性不飽和結合を有するビニル化合物 95〜 5重量部[C]光増感剤 0〜10重量部とからなることを特徴とする硬化性樹脂組成物。

IPC (3件)：

C08F299/02 MRV ,  C08F 2/50 MDK ,  C08G 59/17 NHG