特許
J-GLOBAL ID:200903093540404694

内燃機関の圧縮比可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204558
公開番号(公開出願番号):特開2004-044512
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】ピストンアウタを回転させることなく簡単,的確に低圧縮比位置及び高圧縮比位置に作動し得る,内燃機関の圧縮比可変装置を提供する。【解決手段】ピストンインナ5aと,その外周に軸方向にのみ摺動可能に嵌合して低圧縮比位置L及び高圧縮比位置H間を移動し得るピストンアウタ5bと,ピストンインナ及びアウタ5a,5bの軸線周りで非嵩上げ位置A及び嵩上げ位置B間を回動し得る嵩上げ部材14と,該部材14に連結されて,これを非嵩上げ位置A及び嵩上げ位置Bに回動するアクチュエータ20とを備え,ピストンインナ5a及びピストンアウタ5b間には,ピストンアウタ5bが高圧縮比位置Hに到達したとき作動してピストンインナ5a及びピストンアウタ5bの軸方向の相対移動を阻止するピストンアウタ高圧縮比位置係止手段30bを設けた。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
コンロッド(7)にピストンピン(6)を介して連結されるピストンインナ(5a)と,このピストンインナ(5a)の外周に軸方向にのみ摺動可能に嵌合して外端面を燃焼室(4a)に臨ませながら,前記ピストンインナ(5a)寄りの低圧縮比位置(L)及び燃焼室(4a)寄りの高圧縮比位置(H)間を移動し得るピストンアウタ(5b,105b)と,これらピストンインナ及びアウタ(5a,5b)間に介裝されてピストンアウタ(5b,105b)の低圧縮比位置(L)への移動を許容する非嵩上げ位置(A)及び,ピストンアウタ(5b,105b)を高圧縮比位置(H)に保持する嵩上げ位置(B)間をピストンインナ及びアウタ(5a,5b)の軸線周りに回動し,且つその非嵩上げ位置(A)では自然外力によるピストンアウタ(5b,105b)の低圧縮比位置(L)及び高圧縮比位置(H)間での移動を許容する嵩上げ部材(14,114)と,この嵩上げ部材(14,114)に連接されるアクチュエータ(20)と,前記ピストンインナ(5a)及びピストンアウタ(5b,105b)間に設けられて,ピストンアウタ(5b,105b)の高圧縮比位置(H)を超える移動は阻止するが,ピストンアウタ(5b,105b)の低圧縮比位置(L)側への移動は許容するピストンアウタストッパ手段(18)と,また前記ピストンインナ(5a)及びピストンアウタ(5b,105b)間に配設されて,ピストンアウタ(5b,105b)が低圧縮比位置(L)に到達したとき作動してピストンインナ(5a)及びピストンアウタ(5b,105b)の軸方向の相対移動を阻止するピストンアウタ低圧縮比位置係止手段(30a)とを備え,さらに前記ピストンインナ(5a)及びピストンアウタ(5b,105b)間には,ピストンアウタ(5b,105b)が高圧縮比位置(H)に到達したとき作動してピストンインナ(5a)及びピストンアウタ(5b,105b)の軸方向の相対移動を阻止するピストンアウタ高圧縮比位置係止手段(30b)を設けることを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
IPC (3件):
F02D15/02 ,  F02B75/04 ,  F02F3/00
FI (5件):
F02D15/02 B ,  F02B75/04 ,  F02F3/00 F ,  F02F3/00 301A ,  F02F3/00 301Z
Fターム (9件):
3G092AA12 ,  3G092DD05 ,  3G092DD10 ,  3G092DF04 ,  3G092DG05 ,  3G092EA11 ,  3G092EA13 ,  3G092FA11 ,  3G092FA50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-143342

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