特許
J-GLOBAL ID:200903093543659669

特に材木やこれを素材としている工業材料を保護するための組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517406
公開番号(公開出願番号):特表平8-506113
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】この発明は、特に木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するために、少なくとも一つの希釈剤及び/又は溶剤と、必要ならば、少なくとも一つの有機的化学バインダとに加えた活性殺虫化合物を基剤としており、もし必要ならばこれらに加えて少なくとも更に一つの活性化合物と、また更に必要ならば反応助剤と添加剤とでなる、特に木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するための組成物において、活性殺虫化合物(成分I)が、一般式(1)で示される少なくとも一つのベンゾイル尿素化合物で構成されており、少なくとも一つのトリアゾル殺菌剤(成分II)との混合物としてその組成物中に存在し、その量は相乗作用を生じる量としてある。また、この発明は、特に、木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するためにこの発明の組成物を適用する方法に関する。
請求項(抜粋):
特に木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するために、少なくとも一つの希釈剤及び/又は溶剤と、必要ならば、少なくとも一つの有機バインダとでなり、もし必要ならばこれらに加えて少なくとも更に一つの活性化合物と、また更に必要ならば反応助剤と添加剤とに添加した少なくとも一つの活性殺虫化合物を基剤としてなる、特に木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するための組成物において、 前記活性殺虫化合物が(成分I)が少なくとも一つのベンゾイル尿素化合物で一般式で表される殺虫作用のある化合物であり、式中置換基は以下の通りであり、R1はハロゲン又は水素原子R2はハロゲン原子Xは水素原子,ハロゲン原子,アルキルグループ,少なくとも一つのハロゲン原子で置換されたアルキルグループ,アルコキシグループ及び/又は少なくとも一つのハロゲン原子で置換されたアルコキシグループハロゲンは、それぞれの場合において、フッ素,塩素及び/又は臭素、mは1,2又は3の値を有し、置換基Xは同じか異なる値を有し、Yは水素原子,ハロゲン原子,アルキルグループ,少なくとも一つのハロゲン原子で置換されたアルキルグループ及び/又はアルコキシグループであり、その場合、ハロゲンは、フッ素,塩素及び/又は臭素、nは1,2,3又は4の値を有し、置換基Yは同じか異なる値を有し、R3はハロゲン原子又は少なくとも一つのハロゲン原子で置換されたアルキルグループであり、この場合、ハロゲン原子はフッ素,塩素及び/又は臭素であり、また、このR3は、一般式-ORで表されるアルキルグループであってそのRが少なくとも一つのハロゲン原子によって置換された且つそのハロゲンがフッ素,塩素及び/又は臭素であるか、Rが一般式で表されるフェニルラジカルで置換されていて、その中のzが水素原子,ハロゲン原子,アルキル,ハロアルキル,ポリハロアルキル,アルコキシ,ハロアルコキシ及び/又はポリハロアロキシ[sic]グループであり、そして、pが1,2,3又は4の値を有し、置換体zはこれと同じか異なるものであってハロゲンがフッ素,塩素及び/又は臭素であり、R4ハロゲン原子又は少なくとも一つのハロゲン原子で置換されたアルキルグループであって、そのハロゲンかフッ素,塩素及び/又は臭素であり、QはCH基又は窒素原子であり、この殺虫作用のある化合物(成分I)は、相乗作用の効果を発揮できる程度の分量で少なくとも一つのトリアゾル殺菌剤(成分II)との混合物の状態で組成物の中に存在している、特に木や材木のような工業材料を有害生物特に木喰い虫による損傷又は破壊から保護するための組成物。
IPC (2件):
A01N 47/34 ,  A01N 43/707
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-019307

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