特許
J-GLOBAL ID:200903093548755160

車両空気タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-060209
公開番号(公開出願番号):特開2002-264611
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 不所望な条件下でもおよび可能な限り高い走行速度でもハイドロプレーニングの発生を回避するために、排水性を更に改善する。【解決手段】 回転方向を制約するように形成されたトレッドパターンが周方向溝2によってショルダー領域から分離された中央領域Cを備え、この中央領域がV字状に延びる多数の細溝1を備えている、車両空気タイヤにおいて、赤道の側方にある中央領域Cの両領域部分内にそれぞれ、多数の傾斜溝4が配置され、この傾斜溝がV字状細溝1の延長方向と同じ方向に向いており、傾斜溝が周方向において連なる少なくとも3個のV字状細溝と交叉し、かつ少なくともほぼ真っ直ぐに形成され、傾斜溝4が赤道に対してV字状細溝よりも小さな角度β,β′で傾斜して延び、傾斜溝がパターンのすべての溝または細溝のうちで最も幅が広く、中央領域の一方の領域部分の傾斜溝4が他方の領域部分の傾斜溝に対して周方向にずれている。
請求項(抜粋):
トレッドパターンが回転方向を制約するように形成され、このトレッドパターンがショルダーブロック列の構成部分である2つのショルダー領域(S1 ,S2 )と、周方向に延びる周方向溝(2)によって前記ショルダー領域から分離された1つの中央領域(C)を備え、この中央領域が周方向溝(2)の幅を含めてトレッド幅(B)の60%の最低幅を有し、周方向全体にわたって延びる周方向溝が中央領域内に設けられておらず、中央領域がV字状に延びる多数の細溝(1)を備え、この細溝が前記周方向溝(2)に開口し、そのV字尖端部が少なくともほぼ赤道(M-M)上に位置している、車両空気タイヤにおいて、赤道(M-M)の側方にある中央領域(C)の両領域部分内にそれぞれ、多数の傾斜溝(4)が配置され、この傾斜溝がV字状細溝(1)の延長方向と同じ方向に向いており、傾斜溝が周方向において連なる少なくとも3個のV字状細溝(1)と交叉し、かつ少なくともほぼ真っ直ぐに形成され、傾斜溝(4)が赤道(M-M)に対してV字状細溝(1)よりも小さな角度(β,β′)で傾斜して延び、傾斜溝がパターンのすべての溝または細溝のうちで最も幅が広く、中央領域(C)の一方の領域部分の傾斜溝(4)が他方の領域部分の傾斜溝に対して周方向にずれていることを特徴とする車両空気タイヤ。

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