特許
J-GLOBAL ID:200903093549053975

放射性コンクリートの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-164537
公開番号(公開出願番号):特開2001-343488
出願日: 2000年06月01日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 コンクリートスラッジを単独で廃棄物として発生させない。放射性コンクリートブロック、放射性コンクリート破砕物を含むコンクリート製充填物及び当該コンクリートスラッジ全体の放射性廃棄物量を減容化し得る。【解決手段】 放射性コンクリートを給水しながら切断してコンクリートブロックを形成し、内底部にブロックを受ける複数の支持突起を有し上部に開口部を有する容器にブロックを収容し、ブロックと容器の内側壁との隙間にコンクリート製充填物を充填して、隙間にPロート流下時間16〜50秒のモルタルを注入固化させ、開口部に蓋をして容器を密閉する処理方法である。この方法では充填物の一部又は全部が、コンクリート切断時に発生するスラッジを脱水して作られた脱水スラッジとセメントとを混練し、混合物からグリーンペレットを形成した後、室温下で養生して形成されたコンクリートペレットである。
請求項(抜粋):
放射性コンクリートを給水しながら切断してコンクリートブロック(12)を形成する工程と、内底部に前記コンクリートブロック(12)を受ける複数の支持突起(10a)を有し上部に開口部(10b)を有する前記ブロックより大きな容器(20)に前記ブロック(12)を収容する工程と、前記容器(20)に収容したブロック(12)と前記容器(20)の内側壁との隙間(10c)にコンクリート製充填物(21)を充填する工程と、前記コンクリート製充填物(21)を充填した隙間(10c)及び前記容器内底部と前記ブロック底面との隙間(10d)にPロート流下時間16〜50秒のモルタルを注入し固化する工程と、前記容器(20)の開口部(10b)に蓋をして前記容器(20)を密閉する工程とを含む放射性コンクリートの処理方法であって、前記コンクリート製充填物(21)の一部又は全部が、放射性コンクリートの切断時に発生するコンクリートスラッジ(13)を脱水して作られた脱水スラッジ(15)とセメント(16)とを混練し、前記混合物からグリーンペレットを形成した後、室温下で養生して形成されたコンクリートペレット(21a)であることを特徴とする放射性コンクリートの処理方法。
IPC (5件):
G21F 9/30 515 ,  G21F 9/30 ,  G21F 9/30 531 ,  G21F 9/30 535 ,  G21F 9/30 581
FI (5件):
G21F 9/30 515 A ,  G21F 9/30 515 F ,  G21F 9/30 531 E ,  G21F 9/30 535 Z ,  G21F 9/30 581 C

前のページに戻る