特許
J-GLOBAL ID:200903093555959641
ミシンの回転釜装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-168851
公開番号(公開出願番号):特開平10-015270
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【目的】 外釜および内釜押えと内釜との接触部における耐摩耗性の向上および摩擦抵抗の低減を図る。【構成】 外周面に軌条8が形成された内釜2と、軌条8が嵌合される軌溝9が内周面に形成された外釜1と、軌溝9からの軌条8の脱落を阻止する内釜押え10とを備えたミシンの回転釜装置において、外釜1および内釜押え10と、内釜2との接触面となる一方の面に、カーボン硬質膜や窒化チタン皮膜等の硬質皮膜を形成し、前記接触面となる他方の面に硬質皮膜の硬度よりも硬度が低い弗化樹脂等の低摩擦皮膜を形成する。これにより、硬質皮膜はそれより硬度が低い低摩擦皮膜に接触するため摩耗することがなく、硬質で滑らかな表面が長期にわたり維持される。低摩擦皮膜は摩擦係数が小さく且つ硬質皮膜の圧力を吸収し得る弾力性を有しているため、相手側および自身の摩耗が有効に抑制される。
請求項(抜粋):
ボビンケースが収納されるとともに外周面に軌条が形成された内釜と、前記軌条が嵌合される軌溝が内周面に形成された外釜と、この外釜に固定されて前記軌溝からの前記軌条の脱落を阻止する内釜押えとを備えたミシンの回転釜装置において、前記外釜および前記内釜押えと、前記内釜とが互いに接触する接触面となる一方の面に、カーボン硬質膜や窒化チタン皮膜等の硬質皮膜を形成し、前記接触面となる他方の面に前記硬質皮膜の硬度よりも硬度が低い弗化樹脂等の低摩擦皮膜を形成したことを特徴とするミシンの回転釜装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
全回転かまの内かま
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-329337
出願人:株式会社廣瀬製作所
-
ミシンの回転釜装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-153416
出願人:株式会社佐文工業所
-
特公平6-030715
前のページに戻る