特許
J-GLOBAL ID:200903093556205640

排気ガスセンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246092
公開番号(公開出願番号):特開平11-006818
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 排気ガス中の酸素濃度が変化しても、ガス中の被検出成分の濃度を高精度で検出できる排気ガス中の被検出成分濃度の測定装置を提供する。【解決手段】 測定装置に使用される排気ガスセンサ1は、酸素濃淡電池素子4の両側の隙間15,16に排気ガスが導入され、第一〜第三電極11〜13の酸化触媒としての活性が、隙間15側と隙間16側とで被検出成分の酸化による消費量に差が生ずるように調整される。これにより、酸素濃淡電池素子4には濃淡電池起電力が発生し、酸素ポンプ素子3は、該起電力が10mV以下の目標値ECに維持されるように、隙間15に対する酸素の汲み込みないし汲み出しを行う。このときのポンプ電流が、被検出成分に対する検出出力として取り出される。また、酸素濃淡電池素子4と酸素ポンプ素子3とは、第一電極11と第二電極12との間に隙間15を生じさせた状態で互いに積層された一体の焼成体として構成される。
請求項(抜粋):
排気ガス中に含まれる被検出成分の検出を行うためのガスセンサであって、酸素イオン伝導性固体電解質により構成され、その両面に電極が形成された酸素濃淡電池素子と、酸素イオン伝導性固体電解質により構成されて両面に電極が形成され、かつ前記酸素濃淡電池素子との間に、被測定雰囲気からの排気ガスの流通が許容された所定量の隙間が形成されるように、該酸素濃淡電池素子に対向配置されるとともに、該酸素濃淡電池素子に生ずる濃淡電池起電力の絶対値が減少する方向に、前記隙間に酸素を汲み込み又は該隙間から酸素を汲み出す酸素ポンプ素子と、前記酸素ポンプ素子と前記酸素濃淡電池素子との少なくとも一方を、予め定められたセンサ作動温度に加熱する加熱素子とを備え、前記酸素濃淡電池素子と前記酸素ポンプ素子とが、前記隙間を生じさせた状態で互いに積層された一体の焼成体として構成されていることを特徴とする排気ガスセンサ。
FI (2件):
G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 327 J

前のページに戻る