特許
J-GLOBAL ID:200903093557562307

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174972
公開番号(公開出願番号):特開平8-037777
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 MOSFETを整流用として用いたスイッチング電源において、種々の入力条件、負荷条件の下で主スイッチの動作に対する同期整流用MOSFETの動作遅れに起因する損失を最小とする。【構成】 制御回路26により発生される出力電圧に応じた制御信号レベルV0〜V2と三角波V3とを各比較器19〜22によりレベル比較して、各比較出力パルスP0〜P2を用いて各スイッチ素子3〜5をオンオフ制御する。このとき、飽和状態のトランジスタ12,13により、制御信号レベルV1を順次一定値(VCE1 ,VCE2 )づつレベルシフトしてV0,V2を生成する。【効果】 V1に対してV0,V2が一定値づつレベルシフトしたものであるので、入出力条件にかかわらず、スイッチ素子3と4,5のオンオフ時のデッドタイムは一定に維持される。
請求項(抜粋):
トランスと、このトランスの一次側供給電力をスイッチングする主スイッチ素子と、前記トランスの二次側出力電力を整流平滑する整流平滑手段と、この整流平滑手段に設けられ前記主スイッチ素子のオンオフ動作と略同期してオンオフ制御される同期整流用スイッチ素子とを含むスイッチング電源回路であって、三角波発を発生する手段と、前記整流平滑手段の出力レベルに応じた直流制御信号のレベルを一定レベルだけレベルシフトしてレベルシフト電圧を生成するレベルシフト手段と、前記直流制御信号と前記三角波とのレベル比較を行ってこの比較パルスを前記同期整流用スイッチ素子のスイッチングパルスとする手段と、前記レベルシフト電圧と前記三角波とのレベル比較を行ってこの比較パルスを前記主スイッチ素子のスイッチングパルスとする手段と、を含むことを特徴とするスイッチング電源回路。

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