特許
J-GLOBAL ID:200903093563603651
電子写真感光体及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225081
公開番号(公開出願番号):特開平8-087119
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 高感度であり、耐摩耗性、耐刷性に優れ高耐久で、かつ繰り返し使用による電位安定性の低下、残留電位の上昇及び光感度の低下が少ない電子写真感光体を提供すること。【構成】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを順次積層してなる感光体において、前記電荷輸送層が少なくとも2層からなり、最表面の電荷輸送層にケイ素を含むポリカーボネート重合体を含有させる。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に少なくとも電荷発生物質を含む電荷発生層及び電荷輸送物質を含む電荷輸送層とをこの順に積層してなる電子写真感光体において、前記電荷輸送層が複数の構成層からなり、かつ前記複数の構成層のうち前記感光体の少なくとも最外層が下記一般式〔1-I〕で表される繰り返し構造単位を含有するポリマーと下記一般式〔1-II〕又は〔1-III〕で表される電荷輸送物質とを含有することを特徴とする電子写真感光体。【化1】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基を表し、wは2以上の整数を表し、Ra及びRbは、それぞれ水素原子、各々置換、未置換のアルキル基又はアリール基を表すか、或いはRa及びRbが結合して炭素環又は複素環を形成するに必要な原子群を表し、Rc及びRdは、それぞれ各々置換、未置換のアルキル基又はアリール基を表す。pおよびqは(p/(p+q)=0.1〜0.9)なる関係を満足する数を表す。R9は炭素数2〜6のアルキレン基またはアルキリデン基、R10、R11、R12及びR13は炭素数1〜3のアルキル基、フェニル基または置換フェニル基、nは1〜200の整数を示す。〕【化2】〔一般式中、R12、R13:各々置換、未置換のアルキル基、アリール基を表し、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、アリール基である。Ar1、Ar2:置換、未置換のアリール基を表し、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、アリール基である。R14、R15:置換、未置換のアリール基、水素原子を表し、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基、水酸基、ハロゲン原子、アリール基である。〕【化3】〔式中、R16及びR17は、水素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を表し、R18、R19、R20およびR21は、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子または置換アミノ基を表し、mおよびnはそれぞれ0、1または2を表す。〕
IPC (2件):
G03G 5/05 101
, G03G 5/147 502
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