特許
J-GLOBAL ID:200903093564800124

車両衝突試験装置における非常停止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-293662
公開番号(公開出願番号):特開平11-118660
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】車両衝突試験装置の非常時において、テスト車両を確実に停止させると共に、通常の試験時において、テスト車両と牽引用ワイヤロープとの咬合が確実に解除されるようにする。【解決手段】テスト車両Tの後方に後側スケータ9を配設し、該後側スケータ9に、牽引用ワイヤロープWaと該後側スケータ9とを解除可能にして咬合させる第1後側クランパC1 と、連結用ワイヤロープWbを介してテスト車両Tと後側スケータ9とを解除可能に連結する第2後側クランパC2 とを装着し、各クランパC1,C2を構成するそれぞれの第1及び第2のトリガレバーL1,L2 が、第1及び第2のストライカS1,S2 に衝突して回動することにより作動されるようにする。
請求項(抜粋):
モータ等により駆動される牽引用ワイヤロープに前側クランパ及び後側クランパがそれぞれ解除可能に咬合されていると共に、前側及び後側の各クランパが連結用ワイヤロープを介してテスト車両の前後にそれぞれ連結され、試験時には、前記牽引用ワイヤロープの駆動力を前側クランパ及び連結用ワイヤロープを介してテスト車両に伝達して、テスト車両が衝突バリアに衝突する直前において、牽引用ワイヤロープに対する前側及び後側の各クランパの咬合を解除すると共に、非常時には、前記牽引用ワイヤロープの制動力を後側クランパ及び連結用ワイヤロープを介してテスト車両に伝達して、該テスト車両を急停止させる構成の車両衝突試験装置であって、テスト車両の走行方向に敷設されたガイドレールにスケータが冠着されて、該スケータに後側クランパが装着され、該後側クランパは、前記ガイドレールの近傍に配置されたストライカにトリガレバーが衝突して回動することにより、牽引用ワイヤロープとスケータとの咬合が解除される構成であることを特徴とする車両衝突試験装置における非常停止装置。
IPC (2件):
G01M 7/08 ,  B61H 9/00
FI (2件):
G01M 7/00 H ,  B61H 9/00 D

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