特許
J-GLOBAL ID:200903093566907198

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148840
公開番号(公開出願番号):特開平9-329074
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 車両のキースイッチが操作されなくてもスタータモータの駆動を図るエンジン始動装置において、エンジン始動接点をバイパスする接点手段の故障検出能力を高める。【解決手段】 制御回路31の指令により閉成されるエンジン始動用接点手段を第一、第二の直列なスイッチC1,C2から構成する。制御回路31は、これらを閉成するとき、第二スイッチC2を閉じてから第一スイッチC1を閉じ、これらを開くとき、第一スイッチC1を開いてから第二スイッチC2を開くように構成される。第一、第二スイッチC1,C2間の電圧を検出する接点状態抽出回路53を設け、制御回路31(故障判断回路51)はこの接点状態抽出回路53の出力する接点状態抽出信号Sdに基づき、少なくとも第一スイッチC1の故障の有無を検出する。制御回路31(故障判断回路51)は、第一スイッチC1が故障したものと判断したとき、第一、第二スイッチC1,C2を共に開放する。
請求項(抜粋):
設定時刻に至るか、または設定操作から設定時間を経過したときに、あるいはリモートコントローラから発信されたエンジン始動信号を受信したときにキースイッチのエンジン始動接点をバイパスするエンジン始動用接点手段を閉成し、車両搭載のバッテリをスタータラインに接続してスタータモータを駆動すると共に、該キースイッチのイグニッション接点をバイパスするイグニッションライン用接点手段をも閉成して始動後のエンジンの継続運転を可能にする一方で、上記エンジン始動用接点手段を上記閉成してから一定時間後に、または該エンジンの始動を確認した後に、該スタータモータを停止するため、上記エンジン始動用接点手段を開放する制御回路を有するエンジン始動装置であって;上記エンジン始動用接点手段を上記バッテリと上記スタータラインの間に介在する二つの直列な第一、第二スイッチから構成し;上記制御回路は該エンジン始動用接点手段を上記閉成するとき、該二つの直列な第一、第二スイッチの中、上記スタータラインに近い第二スイッチを閉成してから上記バッテリに近い第一スイッチを閉成し、該エンジン始動用接点手段を上記開放するときには該第一スイッチを開放してから該第二スイッチを開放するように構成されていると共に;該第一、第二スイッチの間の線路部分の電圧を監視することで少なくとも該第一スイッチの開閉状態を抽出する接点状態抽出回路があり;該制御回路は該接点状態抽出回路を介して得られる接点状態信号に基づき、少なくとも上記第一スイッチの故障の有無を判断し、故障と判断したときには上記第一、第二スイッチを共に開放するための動作をなすこと;を特徴とするエンジン始動装置。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  F02N 15/00
FI (4件):
F02N 11/08 U ,  F02N 11/08 N ,  F02N 11/08 X ,  F02N 15/00 C

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