特許
J-GLOBAL ID:200903093570712903

動力伝達ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282652
公開番号(公開出願番号):特開平7-190149
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 高温環境下の走行でもベルト本体の内部発熱が抑えられ、かつベルト本体と心線との接着強度に優れた、走行寿命の長い動力伝達ベルトを得る。【構成】 歯部14を有するベルト本体12の原料ゴムに摂氏100度下でのムーニー粘度の値が90以上である水素添加ニトリルゴムを用いる。これにより高温環境下の走行でもベルト本体の内部発熱が抑えられる。ベルト本体12との接着のために心線13の最外層にカシュー変形フェノール樹脂層を形成し、ベルト本体の長手方向に沿ってこの心線13を埋設する。
請求項(抜粋):
摂氏100度下でのムーニー粘度の値が90以上である水素添加ニトリルゴムを原料ゴムとして成形されたベルト本体と、このベルト本体内に埋設され、ベルト本体の長手方向に延びる心線とを備え、前記心線の最外層には、不飽和結合のある側鎖を有するフェノールおよび(または)フェノールカルボン酸と所定の化合物とを含有する成分で変性したフェノール樹脂層が形成されていることを特徴とする動力伝達ベルト。

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