特許
J-GLOBAL ID:200903093571803112

光学活性クロメンオキシド類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327357
公開番号(公開出願番号):特開平7-188243
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】医薬品、農薬等の生理活性化合物の合成中間体として有用な光学活性クロメンオキシドの新規な製造方法の提供。【構成】クロメン誘導体を、酸素分子と、アルデヒドの共存下、特定の光学活性マンガン(III) 錯体触媒の存在下に反応させる工程を有する、光学活性クロメンオキシドの製造方法、および該工程において、含窒素化合物を存在させて絶対立体配置の逆転した光学活性クロメンオキシド類を製造する方法。
請求項(抜粋):
一般式(a):【化1】〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一でも異なっていてもよく、水素原子、直鎖もしくは分岐状のアルキル基またはアリール基であり、置換基を有していてもよく、R4 は、水素原子、直鎖もしくは分岐状のアルキル基、アリール基、シアノ基、エステル基、ニトロ基またはアミド基であり、nは1〜4の整数である〕で表されるクロメン誘導体を、酸素分子と、一般式(b):【化2】〔式中、R5 、R6 およびR7 は同一でも異なっていてもよく、水素原子、直鎖または分岐状のアルキル基であり、R5 とR6 、R6 とR7 、またはR7 とR5 は相互に結合して環を形成していてもよい〕で表されるアルデヒドと、一般式(c):【化3】〔式中、R8 およびR9 は異なる基であり、それぞれ水素原子、直鎖もしくは分岐状のアルキル基またはアリール基であり、置換基を有していてもよく、2個のR8 同士、あるいは2個のR9 同士は相互に結合して環を形成していてもよい。また、R10、R11、R12およびR13は水素原子、直鎖もしくは分岐状のアルキル基、シリル基、またはアリール基であり、置換基を有していてもよく、R10とR11、R11とR12、またはR12とR13は相互に結合して環を形成していてもよい。また、X- は陰イオンを表す〕で表される光学活性マンガン(III) 錯体触媒の存在下に反応させる工程を有する、一般式(d):【化4】〔式中、nおよびR1 〜R4 は前記一般式(a)で定義したとおりである〕で表される光学活性クロメンオキシド類の製造方法。
IPC (3件):
C07D493/04 106 ,  B01J 31/22 ,  C07B 61/00 300

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