特許
J-GLOBAL ID:200903093574531377

大気ー海洋間における二酸化炭素交換の動的変動の計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-150808
公開番号(公開出願番号):特開2002-340881
出願日: 2001年05月21日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 大気ー海洋間における二酸化炭素の交換の物理的過程、化学的過程を動的にシミュレートし、交換の動的変動をシステムモデルで表現し、時々刻々変わる海洋の二酸化炭素分圧を時系列で算出し、二酸化炭素ガスの地球上における挙動を定量的に明らかにすることを課題とする。【解決手段】 大気中の二酸化炭素分圧、海洋中の二酸化炭素分圧からその偏差量を計算し、つぎにこの偏差量から海上風速、海面水温、塩分濃度、表面混合層の厚さを加味して混合層から海洋への二酸化炭素の変動交換量を計算し、つぎにこの変動交換量から海水中の全二酸化炭素量と現在の全二酸化炭素を加味して次の全二酸化炭素量を計算し、つぎにこの全二酸化炭素から海洋中の二酸化炭素分圧を引いて現在の海洋中の二酸化炭素分圧を計算し、この二酸化炭素分圧を前記偏差量の計算にフィードバックして連続的に海洋中の二酸化炭素分圧を計算する。
請求項(抜粋):
大気中の二酸化炭素分圧PCO2 、海洋中の二酸化炭素分圧pCO2 からその偏差量dpCO2 を計算し、つぎにこの偏差量dpCO2 から海上風速Wind、海面水温Temp、塩分濃度Sal、表面混合層の厚さMLDを加味して混合層から海洋への二酸化炭素の変動交換量dTCO2 を計算し、つぎにこの変動交換量dTCO2 から海水中の全二酸化炭素量uTCO2 と現在の全二酸化炭素TCO2 (k) を加味して次の全二酸化炭素量TCO2 (k+1) を計算し、つぎにこの全二酸化炭素TCO2 (k) から海洋中の二酸化炭素分圧pCO2 を引いて現在の海洋中の二酸化炭素分圧pCO2 を計算し、この二酸化炭素分圧pCO2 を前記偏差量dpCO2 の計算にフィードバックして連続的に海洋中の二酸化炭素分圧pCO2 を計算することを特徴とする大気ー海洋間における二酸化炭素交換の動的変動の計算方法。
IPC (3件):
G01N 33/00 ,  G06F 17/11 ,  G06F 19/00 100
FI (3件):
G01N 33/00 C ,  G06F 17/11 ,  G06F 19/00 100
Fターム (3件):
5B056BB00 ,  5B056BB64 ,  5B056HH00

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