特許
J-GLOBAL ID:200903093576149828

高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105760
公開番号(公開出願番号):特開平7-310618
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 エンジン停止後に高圧燃料供給系内の燃料ベーパ発生を回避して高圧燃料供給系の各部品の耐久性向上、始動性向上、大気汚染防止を図る。【構成】 高圧燃料供給系の燃料温度TFが設定値TFSより低くなったか否かを調べ、TF≧TFSである場合、ルーチンを抜けて、高圧用電磁式プレッシャレギュレータが全開状態のままフィードポンプ及び燃料クーラファンを作動させ続け、その後、高圧燃料供給系の燃料温度TFが設定値TFSより低くなると、燃料クーラファン及びフィードポンプを停止させ、ECUへの電源を遮断してシステムの動作を停止する。これにより、燃料ベーパ発生を未然に回避し、燃料ベーパの車外放出による大気汚染、各部品の摺動部分の固着や潤滑不良による焼付き、かじり等を防止するとともに、エンジン再始動時に、すばやい圧力上昇を可能にし、気体圧縮による圧力のオーバーシュートや希薄燃料噴射による燃焼悪化等を回避する。
請求項(抜粋):
燃料タンクに貯溜した燃料をフィードポンプによって高圧燃料ポンプに供給し、この高圧燃料ポンプで加圧した高圧燃料を噴射する高圧燃料噴射式エンジンにおいて、エンジン停止により前記高圧燃料ポンプを停止した後、高圧燃料供給系の燃料温度とエンジン停止後の経過時間との両者あるいは一方に基づいて、前記高圧燃料供給系が燃料ベーパ発生のない温度に低下したと判断されるまでの間、前記フィードポンプの作動を継続させることを特徴とする高圧燃料噴射式エンジンの燃料供給制御方法。

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