特許
J-GLOBAL ID:200903093578423510

診断型エキスパートシステム構築ツール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268826
公開番号(公開出願番号):特開平6-119173
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】この発明は、観測される症状と原因の関係が、診断対象と1対1で対応するレベルですべて整理されているのではなく、より抽象的なレベルで表現される診断問題に対して、診断型エキスパートシステムを容易に開発できることを目的とする。【構成】この発明の診断型エキスパートシステム構築ツールは、実際に観測された症状と診断テストによって得られた情報から、診断対象の物理的な構造を表現したモデル上で知識ベースに記述された抽象的なパターン知識に該当する部分を検索することによって具体的なレベルの原因の候補集合を計算し、このようなパターン検索の繰り返しによる候補集合の補正、あるいは他の診断情報によって候補集合を修正する操作によって、候補を絞り込むことによって診断結果を得るようにしたものである。
請求項(抜粋):
対象システムの構造を素子と素子間の結合関係で表現される回路情報として記述するモデル定義編集部と、診断に用いるデータの種類と形式を記述するデータ定義編集部と、診断の手順を、回路情報から特定のパターンに合致する部分を検索してデータとして抽出するパターン抽出と、データをある制約条件に基づいて変更あるいは削除するデータ操作の、2種類の手続きの任意の組み合わせとして表現する問題解決構造編集部と、パターン抽出を実行する上で必要となる、回路情報の中で照合を行う部分回路パターンと、上記部分パターンによる照合を実行するかどうかを判断する条件と、パターン抽出結果を意味するデータの形を定義するパターン抽出知識編集部と、データ操作を実行する上で必要となる、操作対象とすべき抽出データに関する制約と、制約が満たされた該抽出データに対する補正方法を定義するデータ操作知識編集部を具備し、上記パターン抽出と上記データ操作の任意の組み合わせによって問題解決を行う診断型エキスパートシステムを構築することを特徴とする診断型エキスパートシステム構築ツール。
IPC (4件):
G06F 9/44 330 ,  G06F 9/44 ,  G06F 15/20 ,  G06F 15/40 500
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-111938

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