特許
J-GLOBAL ID:200903093578606657

インクジェットヘッド構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224687
公開番号(公開出願番号):特開2000-052551
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 駆動電圧を低くするため振動板と個別対向電極でできるギャップを狭くしてもインク吐出に充分な振動板の変位が得られ、かつ振動板が個別対向電極に接することなく駆動できるようにし、駆動周波数を向上させる。【解決手段】 個別対向電極2と振動板11は、電圧を印加していない時は図2(A)の状態にある。ここで、個別対向電極2と振動板11との間に駆動電圧を印加すると静電力により振動板11が変位し、図2(B)に示すように、振動板11の厚い部分11aが段差5の上面7に接する。このとき振動板11の厚い部分11aは段差の高さLのギャップで対向電極2に面しており、振動板の厚い部分11aと対向電極2とが等価的に図2(C)のようになっている。静電型振動板駆動ではギャップの1/3に達する動作が不安定になり、対向電極2に衝突する。衝突をさけるために振動板11が段差の高さLの2/3より高い範囲で変位させる。
請求項(抜粋):
振動板と該振動板に対向して所定のギャップをもって配設された個別対向電極とを有し、該振動板と個別対向電極との間に電圧を印加して静電力を発生させ、前記振動板を変形して該振動板の復元力により加圧して吐出する方式のインクジェットヘッドにおいて、前記振動板が短辺両端近傍の振動板の薄い部分と中央の厚い部分から構成され、かつ、前記ギャップ内の該振動板下の短辺両端に段差を具備し、前記個別対向電極と該段差の側面とが凹構造をなし、前記振動板の厚い部分と前記段差上面との距離より前記振動板の厚い部分と個別対向電極との距離の方が遠いことを特徴とするインクジェットヘッド構造。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (7件):
2C057AF55 ,  2C057AG54 ,  2C057AG55 ,  2C057AG90 ,  2C057AG92 ,  2C057AG93 ,  2C057BA04

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