特許
J-GLOBAL ID:200903093585604945

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250781
公開番号(公開出願番号):特開平9-086384
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 緩ピッチング状態での後輪先ロックによる制動力の低下を防止する。【解決手段】 車両が緩ピツチング状態であることを、全車輪共にその車輪速と車体速との差が所定以下の状態が判定基準時間以上続くこと、全車輪共にその減速度が所定以上の状態が判定基準時間以上続くこと、ブレーキ液圧の変化率が所定以下の状態が判定基準時間以上続くこと、あるいは車体減速度と車輪減速度との差が所定所定以下の状態が判定基準時間以上続くことにより判定するとともに、緩ピッチング状態と判定された場合には、所定時間の間、後輪のホィールシリンダにおけるブレーキ液圧の変化量を所定量以下に規制することにより、又は所定時間の間、全車輪のホィールシリンダにおけるブレーキ液圧の変化量を所定量以下に規制するとともに後輪における上記所定時間を前輪における所定時間よりも長く設定することにより、あるいは後輪の減圧開始のスリップ率の所定値を非緩ピツチング状態判定時よりも高く設定する。かかる構成により、緩ピッチング状態での後輪先ロックによる制動力の低下が確実に防止される。
請求項(抜粋):
車両の車体速と各車輪の車輪速とに基づいて該各車輪のロック傾向を判断し、該各車輪にそれぞれ設けたホィールシリンダのブレーキ液圧を調整することで該各車輪の制動力を制御するようにした車両の制動制御装置であって、車両の緩ピツチング状態であることを判定する緩ピツチング状態判定手段と、緩ピツチング状態判定時に車輪の制動継続を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする車両の制動制御装置。

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