特許
J-GLOBAL ID:200903093585609033

流体圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323599
公開番号(公開出願番号):特開平10-147235
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】応答特性を改善することができ、併せて耐久性及び信頼性を向上できる流体圧制御装置を提供する。【解決手段】3位置電磁弁61は、流体圧指令を受けて、供給位置、排気位置及び重なり位置に切り換わることにより、出力圧を発生する。3位置電磁弁61から発生した出力圧は、制御部65にフィードバックされる。制御部65は、流体圧指令値と出力圧のフィードバック信号値とを比較し、その差を一致させる位置に3位置電磁弁61を切り換え制御する。このとき、制御部65は、出力圧が流体圧指令値の圧力公差の外側に設定された緩位置制御帯に存在することを判別し、且つ流体圧指令値が出力圧よりも大きいことを条件として緩供給指令値を出力し、出力圧が緩位置制御帯に存在することを判別し、且つ流体圧指令値が出力圧よりも小さいことを条件として、緩排気指令値を出力する。
請求項(抜粋):
流体圧指令を受けて、供給位置、排気位置及び重なり位置に選択的に切り換わることにより、出力圧を発生させる3位置電磁弁と、流体圧指令値と出力圧のフィードバック信号値との比較により、その差を一致させる位置に3位置電磁弁を切り換え制御する制御部とを有し、上記制御部は、上記3位置電磁弁を供給位置とする供給指令値と重なり位置とする重なり指令値との間の値であって、上記3位置電磁弁を緩供給位置とする緩供給指令値、及び上記3位置電磁弁を排気位置とする排気指令値と重なり指令値との間の値であって、上記3位置電磁弁を緩排気位置とする緩排気指令値を記憶する記憶手段と、出力圧が、上記流体圧指令値における出力圧の圧力公差の外側に設定された緩位置制御帯に存在することを判別し、且つ上記流体圧指令値に対応する指令圧が出力圧よりも大きいことを条件として、上記記憶手段に記憶されている緩供給指令値を出力し、出力圧が緩位置制御帯に存在することを判別し、且つ指令圧が出力圧よりも小さいことを条件として、上記記憶手段に記憶されている緩排気指令値を出力する指令制御手段とを含むことを特徴とする流体圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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