特許
J-GLOBAL ID:200903093586464039

くさび状ミクロトームメスを受容するメスホルダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252723
公開番号(公開出願番号):特開平10-090132
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】ミクロトームのメスの交換時または位置方向決め(セット)時にメスホルダの操作の簡単化を、高い機械的安定性を維持して、達成する。【解決手段】くさび状ミクロトームメス(5)のメスホルダ(1)またはブレードホルダであって、ミクロトームメス(5)のセット角調節のためメスホルダ(1)をベース(4)に旋回自在に軸支した形式のものに関する。メスホルダ(1)は、ミクロトームメス(5)の受容のため、1つの締付ネジ(6)を有し前方へ開放した締付ジョー(2)を有する。ミクロトームメス(5)と締付ジョー(2)との間に押え部材(8)が設けてある。ミクロトームメス(5)の固定のため、押え部材(8)は、締付ネジ(6)と力結合されている。押え部材(8)は、カッタメス(5)の範囲に、U字形状部(9)を装備し、従って、締付ネジ(6)の固定力は、ミクロトームメス(5)の2つの点に伝達される。
請求項(抜粋):
くさび状ミクロトームメス(5)のメスホルダ(1)またはブレードホルダ(以下「メスホルダ」の語で代表する)であって、ミクロトームメス(5)のセット角調節のためメスホルダ(1)をベース(4)に旋回自在に軸支し、ミクロトームメス(5)の受容のため、1つの締付ネジ(6)を有し前方へ開放した締付ジョー(2)をメスホルダ(1)に設け、ミクロトームメス(5)と締付ジョー(2)との間に押え部材(8)を設け、ミクロトームメス(5)の固定のため、押え部材(8)を締付ネジ(6)と力結合させた形式のものにおいて、メスホルダ(1)が、締付ネジ(6)を中央に設けた唯一つの締付ジョー(2)を有し、押え部材(8)が、ミクロトームメス(5)の範囲にU字形状部(9)を有すると共に、該押え部材(8)が、並置されメスの刃に平行に調心された2つのノーズ(16)を有し、該U字形状部(9)が、該2つのノーズ(16)の間にメスの刃(12)に対して平行に延び、締付ネジ(6)の固定力が、押え部材(8)の中心に作用し、該2つのノーズ(16)を介してミクロトームメス(5)に伝達されることを特徴とするメスホルダ。

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