特許
J-GLOBAL ID:200903093586692589

ワイヤカット放電加工機のワイヤ電極排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289084
公開番号(公開出願番号):特開平10-113823
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 排出ローラから排出したワイヤ電極がたるんで排出ローラやピンチローラに絡みつき、作業の中断や機械装置の故障が生じること。【解決手段】 駆動モータ20で回転する排出ローラ10及び排出ローラ10に接触するように対向配置されたピンチローラ11とワイヤ電極1を回収するバケット12との間の排出ローラ10の近傍に下側にガイドローラ17を設ける。このガイドローラ17は、回転自在に軸支され、かつ複数のフィン171を備えている。これらガイドローラ17の複数のフィン171は、ワイヤ電極1が予定された排出経路に沿って走行されているときはワイヤ電極1には接触せず、ワイヤ電極1が排出経路を逸脱したときにワイヤ電極1に接触して、ワイヤ電極1がたるんで排出ローラ10やピンチローラ11に絡みつくのを防止する。好ましくは、このガイドローラ17は、駆動モータ20と連動して回転するように構成する。
請求項(抜粋):
ワイヤ電極を挟持して排出するための排出ローラとピンチローラを備え、排出されたワイヤ電極を収納手段に落下させて回収するワイヤ放電加工装置において、前記排出ローラと前記収納手段との間の前記排出ローラの近傍であって、かつ予定された前記ワイヤ電極の排出経路の下方に回転可能に配置され、複数のフィンを有するガイドローラが設けられていることを特徴とするワイヤカット放電加工機のワイヤ電極排出装置。

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