特許
J-GLOBAL ID:200903093591045966

哺乳動物DED-カスパーゼ相同体ユサルピン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-559244
公開番号(公開出願番号):特表2002-520025
出願日: 1999年07月07日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】アポトーシス性細胞自殺プロセスの内因性哺乳動物調節因子であるタンパク質ユサルピン(Usurpin)が提供される。ユサルピン遺伝子の選択的スプライシングから生じる、3つのユサルピンタンパク質が提供される。全長ユサルピンポリペプチド(ユサルピン-α)は、N末端に存在するタンデムな「デスエフェクタードメイン」(DED)および大サブユニット/小サブユニットからなるカスパーゼ類似ドメインを含めて、プロカスパーゼ8および10と共通する特徴を有するが、全長ユサルピンはカスパーゼのタンパク質分解活性に必要な重要な残基を欠いている。しかし、ユサルピンはin vitroでプロカスパーゼ8とヘテロ二量体化し、そしてFADD/MORT1アダプタータンパク質によるプロカスパーゼ8のリクルートを妨げ、その結果CD95(Fas/APO-1)アポトーシスプロセスにおける重要な相互作用をブロックする。それゆえ、ユサルピンはCD95(Fas/APO-1)介在性アポトーシスに対する細胞感受性のモジュレーターとして有用である。したがって、本発明はユサルピンポリペプチドを細胞に導入することによる、アポトーシスをモジュレートする方法をも提供する。また、ユサルピンをコードする種々の精製されたヌクレオチド配列も提供される。また、ユサルピンとプロカスパーゼ8との相互作用の阻害剤を同定する方法も提供される。かかる阻害剤はユサルピンとプロカスパーゼ8との相互作用を制御し、その結果アポトーシスをモジュレートするのに有用である。
請求項(抜粋):
配列番号4;配列番号4の第97〜480位;配列番号4の第198〜480位;配列番号5;および配列番号6からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、組換えDNA分子。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  C07K 14/47 ,  C07K 16/18 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 33/50 ,  C12N 9/64
FI (10件):
C07K 14/47 ,  C07K 16/18 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 33/50 ,  C12N 9/64 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 5/00 A
Fターム (47件):
2G045AA34 ,  2G045AA35 ,  2G045AA40 ,  2G045CB01 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA20 ,  2G045DA36 ,  2G045DA77 ,  2G045FB02 ,  4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA03 ,  4B024EA04 ,  4B024GA14 ,  4B024HA01 ,  4B050CC04 ,  4B050DD11 ,  4B050LL03 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ20 ,  4B063QR16 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QS24 ,  4B063QS38 ,  4B065AA90Y ,  4B065AA93X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA33 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA89 ,  4H045EA50 ,  4H045FA72 ,  4H045FA74

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