特許
J-GLOBAL ID:200903093591696118

エンジンの冷却制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-112794
公開番号(公開出願番号):特開2000-303841
出願日: 1999年04月20日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 エンジンに設けられた電動ウオータポンプおよび電動サーモスタットの制御をより適切に行って冷却水による暖房能力を充分に発揮させる。【解決手段】 エンジンEのウオータジャケットJおよびラジエータRを接続する閉じた冷却水回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラジエータRを通過しないバイパス回路を構成する電動サーモスタットTと、冷却水を循環させる電動ウオータポンプPとを設ける。ヒータコアHを通過する冷却水温度であるヒータ温度Thが低くて暖房能力が不充分なときには、電動サーモスタットTを全閉にした状態で電動ウオータポンプPの回転数を次第に増加させて冷却水温度Thの上昇を図り、その結果ヒータ温度Thが上昇して暖房能力が充分になれば、電動サーモスタットTの開度を次第に増加させて冷却水温度Twの過剰な上昇を防止する。
請求項(抜粋):
エンジン(E)のウオータジャケット(J)およびラジエータ(R)を接続する閉じた冷却水回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラジエータ(R)を通過しないバイパス回路を構成する電動サーモスタット(T)と、冷却水を循環させる電動ウオータポンプ(P)とを設け、制御手段(U)が冷却水温度(Tw)およびヒータコア(H)を通過する冷却水による暖房能力を表すヒータ温度(Th)に基づいて電動サーモスタット(T)の開度および電動ウオータポンプ(P)の回転数を制御するエンジンの冷却制御装置において、前記制御手段(U)は、冷却水温度(Tw)が第1閾値(A)未満のときには、電動サーモスタット(T)の開度をゼロにするとともに電動ウオータポンプ(P)の回転数をゼロにし、冷却水温度(Tw)が前記第1閾値(A)以上であり、かつヒータ温度(Th)が第2閾値(C)未満のときには、電動サーモスタット(T)の開度をゼロに保持したまま電動ウオータポンプ(P)の回転数を冷却水温度(Tw)の上昇に応じてゼロから増加させ、ヒータ温度(Th)が前記第2閾値(C)以上であり、かつヒータ温度(Th)が第3閾値(D)未満のときには、電動サーモスタット(T)の開度をヒータ温度(Th)の上昇に応じてゼロから全開状態に向けて増加させるとともに電動ウオータポンプ(P)の回転数を冷却水温度(Tw)の上昇に応じて更に増加させることを特徴とするエンジンの冷却制御装置。
IPC (2件):
F01P 7/16 502 ,  F01P 7/16 505
FI (2件):
F01P 7/16 502 A ,  F01P 7/16 505 B

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