特許
J-GLOBAL ID:200903093597703140

放電型表示パネル及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054529
公開番号(公開出願番号):特開2000-215814
出願日: 1999年01月25日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 従来のAC型PDPはパネルの製造工程特に熱処理工程が多く、コスト高の要因となっていた。 従って工程特に焼成工程を一つでも少なくすることが要求されている。またパネルの発光効率が低く、消費電力の問題があった。【解決】 従来のPDPでは前面側に一対のAC電極を置いていたがこれを両方ともDC電極とした。 即ち前面ガラスから誘電層を省略した。 それに伴い、DC電極間を負荷抵抗なしで駆動する方法として、パルス幅の狭いパルスで駆動すると同時に、パルスの間隔をも短くして、放電空間が常にプラズマ状態であるような駆動方法を上記の新しい構造に組み合わせた。これによって製造工程の改善と発光効率の改善が動じに可能になった。
請求項(抜粋):
放電型表示パネルいわゆるプラズマディスプレイパネルの構造において、まずその電極構成が、背面ガラス側にはアドレス機能を担うXYマトリクスの一方の電極を構成するストライプ状の第1の電極が、その表面を誘電層で被覆された所謂AC型電極として形成され、また同じ背面ガラス板上には上記第1の電極を囲うがごとくに形成された格子状若しくは挟むがごとくに形成されたストライプ状の隔壁を具備し、さらには上記隔壁面及び上記第1の電極の誘電層上に蛍光体が塗布され、また前面ガラス側にはアドレス放電を行うためのXYマトリクスの他方の電極を構成するストライプ状電極である第2の電極と、アドレス放電は行わないが上記第2の電極に並行してあるいは近接して配され上記第2の電極との間でサステイン放電を行う目的の第3の電極を有し、これら双方の電極が所謂DC型の電極、即ちその表面を誘電層で被覆することなく放電空間に直接露出した構造、あるいはその表面を二次電子放射率の高い導電性の陰極材で被覆した構造、あるいは絶縁物ではあるが例えば極めて薄い層で形成するために実際には導電性とかわらない性質を示す陰極材で被覆した構造等、いずれの構造でもこれら双方の電極が所謂DC型放電電極として形成され、これら前面ガラスと背面ガラスが、隔壁を介して各電極が対向するがごとくに配された後、ガラスフリットにより封着されて、真空排気、放電ガス封入等の工程を経て完成される放電パネルと、上記前面ガラス側に配したDC型の上記第2の電極とDC型の上記第3の電極間に交互にサステインパルスを印加することでAC型サステイン放電を行うことを特徴とした放電型表示パネルの構造。
IPC (2件):
H01J 11/02 ,  G09G 3/288
FI (2件):
H01J 11/02 B ,  G09G 3/28 B
Fターム (15件):
5C040FA02 ,  5C040FA04 ,  5C040GB03 ,  5C040GB14 ,  5C040GF03 ,  5C040LA18 ,  5C080AA05 ,  5C080BB05 ,  5C080DD26 ,  5C080DD28 ,  5C080FF12 ,  5C080HH02 ,  5C080HH04 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ06

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