特許
J-GLOBAL ID:200903093599349867

溶接熱影響部靱性に優れた鋼材の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004010
公開番号(公開出願番号):特開平8-192250
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【構成】 重量%で、C:0.01〜0.25%、Si:0.6 %以下、Mn:0.3 〜3.0 %、P:0.03%以下、S:0.01%以下、O:0.0010〜0.0070%を含有し、さらに、Cr,Mo,Cuがそれぞれ1.5 %以下、Niが3.0 %以下、Nb,Vがそれぞれ0.5 %以下のうちの一種以上、ならびにBが0.00005 〜0.002 %を含有し、残部はFeと不可避的不純物とからなり、かつ、直径が0.2 〜20μmのTiを含有する分散粒子を鋼材断面1mm2 当たり4 〜1000個存在させる鋼材を製造するにあたり、予めSiとMnを添加して予備脱酸を行い溶存酸素濃度を20〜100ppm、Alを0.01%以下に制御した後Tiを0.005 〜0.05%の範囲で添加し、浸漬ノズルから鋳型に供給される溶鋼吐出流に対して制動を付加しながら連続鋳造する方法。【効果】 鋼材の溶接時にHAZ部の結晶粒が粗大化して靱性が低下するのを防止すべく、短辺近傍にも適当な酸化物、窒化物等の微細粒子を分散させて組織を微細化する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.25%Si:0.6%以下Mn:0.3〜3.0%P:0.03%以下S:0.01%以下O:0.0010〜0.0070%を含有し、さらに、Cr,Mo,Cuがそれぞれ1.5%以下、Niが3.0%以下、Nb,Vがそれぞれ0.5%以下のうちの一種以上、ならびにBが0.00005〜0.002%を含有し、残部はFeと不可避的不純物とからなり、かつ、直径が0.2〜20μmのTiを含有する分散粒子を鋼材断面1mm2 当たり4〜1000個存在させる鋼材を製造するにあたり、予めSiとMnを添加して予備脱酸を行い、溶存酸素濃度を20〜100ppm 、Alを0.01%以下に制御した後Tiを0.005〜0.05%の範囲で添加し、浸漬ノズルから連続鋳造用鋳型に供給される溶鋼吐出流に対して制動を付加しながら連続鋳造することを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた鋼材の連続鋳造方法。
IPC (5件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/10 370 ,  C21C 7/06 ,  C22C 38/00 301
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-279248
  • 特開昭47-031827
  • 特開平2-220735
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