特許
J-GLOBAL ID:200903093605339348

給気付塗装ブースの排気処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209710
公開番号(公開出願番号):特開平8-071468
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 排気に含まれる塗料ミストを、微粒化した水に気液接触させると共に、水面に衝突接触させて捕集効率を向上させ、ベンチュリー部の圧力差に起因する騒音や、水が落下するときの水音を低減させ、さらに、塗装室に伝わる騒音レベルを低減することを目的としている。【構成】 左右のフロープレート5, 6間に形成されたスリット状の第一ベンチュリー部7の片側に沿って消音室8となる空間を形成する消音板9が、一方のフロープレート5から第一ベンチュリー部7の真下に向かって延設されると共に、第一ベンチュリー部7から落ちる水の当たる部分が傾斜して形成され、他方のフロープレート6から前記第一ベンチュリー部7内に落とし込まれる水を伝わらせて真下に流下させるガイド板10と前記消音板9とで、水をさらに微粒化して横方向に吹き出す第二ベンチュリー部11を形成した。
請求項(抜粋):
塗装室(1)の排気をその下方に形成された排気ピット(2)内に吸引して当該排気ピット(2)に落とし込まれる水を微粒化させると同時に、排気中に含まれた塗料ミストを水滴に気液接触させて捕集する給気付塗装ブースの排気処理装置において、塗装室(1)の床下に形成された左右のフロープレート(5, 6)間に、排気ピット(2)の下方に向かって水を落とし込むスリット状の第一ベンチュリー部(7)が形成され、前記一方のフロープレート(5)の下面には、前記第一ベンチュリー部(7)の片側に沿って消音室(8)となる空間を形成する消音板(9)が第一ベンチュリー部(7)の真下に向かって延設されると共に、当該消音板(9)は、一方のフロープレート(5)から第一ベンチュリー部(7)に落とし込まれた水が落下して当たる部分が斜め下向きに傾斜して形成され、他方のフロープレート(6)の下面には、前記第一ベンチュリー部(7)内に落とし込まれる水を伝わらせて真下に流下させるガイド板(10)が第一ベンチュリー部(7)の片側に沿って下向きに配設され、当該ガイド板(10)と前記消音板(9)とで、第一ベンチュリー部(7)から排気ピット(2)内に落とし込まれる水をさらに微粒化して横方向に吹き出す第二ベンチュリー部(11)を形成したことを特徴とする給気付塗装ブースの排気処理装置。
IPC (4件):
B05B 15/12 ,  B01D 47/06 ,  B01D 47/10 ,  B05C 15/00

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