特許
J-GLOBAL ID:200903093606170592

湯灌用特殊車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝比 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008309
公開番号(公開出願番号):特開2000-203330
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】減圧ポンプに霧状の汚水が侵入することを完全に防止し得るとともに、濾過材の腐食を防止し、かつ濾過材を洗浄する周期を従来と比較して長くし得る汚水侵入防止手段を備えた湯灌用特殊車両を提供する。【解決手段】湯灌用特殊車両1は、流路43上に設けられた第1の濾過器61及び第2の濾過器62よりなる第2の汚水侵入防止手段を有している。この第2の汚水侵入防止手段において、第1の濾過器61は、主として、汚水に含まれる汚物及び薬品成分を除去する機能を有する。また、第2の濾過器62は、主として、第1の濾過器61において除去し得なかった汚水中の水分を除去する機能を有する。このような構成により、減圧ポンプ42により吸引される霧状の汚水等を、第1及び第2の濾過器において二重に濾過することが可能になる。その結果、霧状の汚水が減圧ポンプ42に侵入することを、より完全に防止することが可能になる。
請求項(抜粋):
遺体を洗浄するための洗浄槽を搭載して現地まで出向き、現地において搭載された前記洗浄槽を室内へ搬入し、車両に設けられた加温器を利用して得られた温水を用いて前記洗浄槽の中で遺体を洗浄し、遺体の洗浄が完了した際には、前記洗浄槽に残溜する汚水を回収して持ち帰る湯灌サービスの提供を行う業者に用いられる湯灌用特殊車両であって、前記洗浄槽に残った汚水を貯留するための排水タンクと、前記洗浄槽に残った汚水が前記排水タンク内に吸引され得るように前記排水タンク内の圧力を減少させる減圧ポンプと、前記排水タンクに設けられ、該排水タンク内の汚水の水面を感知し得る水面感知手段と、前記水面感知手段より送出される感知信号に基づいて、前記減圧ポンプによる前記排水タンクの減圧を停止させるポンプ停止手段と、により構成される第1の汚水侵入防止手段と、前記減圧ポンプと前記排水タンクとを連結する流路上に設けられ、吸引された汚水が前記排水タンクを通過して前記減圧ポンプに侵入することを防止するための第2の汚水侵入防止手段と、を有しており、前記第2の汚水侵入防止手段は、前記流路上に設けられた第1の濾過器と、前記流路上の前記減圧ポンプと前記第1の濾過器との間に設けられた第2の濾過器とを備えていることを特徴とする湯灌用特殊車両。
IPC (4件):
B60P 3/00 ,  A47K 3/00 ,  A61G 17/00 ,  A61H 33/00
FI (4件):
B60P 3/00 Z ,  A47K 3/00 K ,  A61H 33/00 A ,  A61G 17/00 Z
Fターム (7件):
4C094AA00 ,  4C094CC08 ,  4C094DD15 ,  4C094EE20 ,  4C094EE36 ,  4C094GG05 ,  4C094GG17

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