特許
J-GLOBAL ID:200903093606395748

合成樹脂スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-085536
公開番号(公開出願番号):特開平7-269562
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 相対回転する二つの物体間に配されて、摩擦変動をきたすことなく当該相対回転を円滑に許容することのできる合成樹脂スラスト軸受を得ることを目的とする。【構成】 合成樹脂製上部軸受ケース300と合成樹脂製下部軸受ケース200と該上、下部軸受ケースを形成する合成樹脂よりも剛性の低い合成樹脂で形成された軸受体400とからなり、該軸受体400は該下部軸受ケースの環状凹溝212に一方の端面をわずかに突出させて埋設されており、該上部軸受ケースは円筒ブロック部301下面を該軸受体に摺接させ、第一環状垂下部3033、第二環状垂下部304および第三環状垂下部307の端部を該下部軸受ケースの第一環状突起部204、第二環状突起部206および第三環状突起部208の端部と夫々その径方向に重畳させて係合させると共に環状係合垂下部306の係合フック部308を下部軸受ケースの環状係合突出部210の係合部211に弾性装着させて組合わされている。
請求項(抜粋):
中央部に挿通孔(201)を有する円板状部(202)と該円板状部上面の該挿通孔周縁に環状平面部(203)を残して該挿通孔と同心円状に突設された第一環状突起部(204)と該第一環状突起部と径方向外方に間隔を隔てて突設された第二環状突起部(206)と該第二環状突起部と径方向外方に間隔を隔てて突設され、該第二環状突起部と円板状部上面とで幅広環状凹部(207)を画定する第三環状突起部(208)と該円板状部の外周縁に突設された環状係合突出部(210)と該環状係合突出部の外周面に形成された係合部(211)と該幅広環状凹部(207)の底面に形成された環状凹溝(212)とを具備した合成樹脂製下部軸受ケース(200)と、該下部軸受ケース(200)の環状凹溝(212)に一方の端面を該環状凹溝よりわずかに突出させて埋設された合成樹脂製軸受体(400)と、円筒ブロック部(301)と該円筒ブロック部の内周面上端に内方に延設された内側環状鍔部(302)と該内側環状鍔部の周縁に下方に延設され前記挿通孔と同径の挿通孔を有する第一環状垂下部(303)と該内側環状鍔部の下面に突設された第二環状垂下部(304)と該円筒ブロック部の外周面上端に外方に延設された外側環状鍔部(305)と該外側環状鍔部の下面に突設された第三環状垂下部(307)と該外側環状鍔部の外周縁に下方に延設された環状係合垂下部(306)と該環状係合垂下部の内周面に形成された係合フック部(308)とを具備した合成樹脂製上部軸受ケース(300)と、から成り、該上部軸受ケース(300)は該円筒ブロック部(301)の下面を該下部軸受ケース(200)の環状凹溝(212)に埋設された該合成樹脂製軸受体(400)に摺接させ、該第一環状垂下部(303)、第二環状垂下部(304)および第三環状垂下部(307)のそれぞれの端部を該下部軸受ケース(200)の第一環状突起部(204)、第二環状突起部(206)および第三環状突起部(208)のそれぞれの端部とその径方向に重畳させて係合させると共に該環状係合垂下部(306)の係合フック部(308)を該下部軸受ケース(200)の環状係合突出部(210)外周面の係合部(211)に弾性装着させ、該弾性装着部、第一環状垂下部(303)と第一環状突起部(204)、第二環状垂下部(304)と第二環状突起部(206)および第三環状垂下部(307)と第三環状突起部(208)のそれぞれの重畳部にラビリンス作用による密封部を形成して該下部軸受ケース(200)に組合わされており、該軸受体(400)は該上、下部軸受ケースを形成する合成樹脂よりも剛性の低い合成樹脂で形成されていることを特徴とする合成樹脂スラスト軸受。
IPC (3件):
F16C 17/04 ,  B60G 15/06 ,  F16C 33/20

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