特許
J-GLOBAL ID:200903093612991832

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-292569
公開番号(公開出願番号):特開2008-107287
出願日: 2006年10月27日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】流路上での超音波ビームの伝搬パスをより効率的に増加させることができ、ひいては流量測定精度の更なる向上、あるいは装置小形化に有効に寄与する超音波流量計を提供する。【解決手段】送信側となる超音波送受信部2a,2bから送出される超音波ビームSWを、この反射部材31,32を用いて流路内で多重反射(反射回数2回以上)させつつ受信側となる超音波送受信部2a,2bへ導くようにした。その結果、超音波送受信部2a,2b間を超音波ビームSWが直進により伝播する場合と比較して、反射回数が2回以上に増加する分だけ伝播パス長が折れ線状に大幅に増加し、流量測定精度の向上あるいは流量測定のレンジアビリティ拡大に寄与できる。そして、同じ伝播パス長であっても、パス形状が折れ線状となることで、対を成す超音波送受信部2a,2bの距離を近づけることができ、装置の小形化にも貢献する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被測定流体の流路を形成する流路形成部と、 前記流路形成部に対し前記被測定流体の流通方向において互いに異なる位置に設けられ、一方が前記被測定流体への測定用超音波の送出側となり、他方が該測定用超音波の受信側となるように機能するとともに、各々前記測定用超音波として、予め定められた向きへの指向性を有する超音波ビームを送出可能な対をなす超音波送受信部と、 前記流路形成部の内部にて前記流路に沿って配置される板状に形成された、1つ又は板面法線方向に所定の間隔で複数設けられた反射部材とを備え、 送信側となる超音波送受信部から送出される超音波ビームを、前記反射部材を利用して前記流路内で多重反射させつつ受信側となる超音波送受信部へ導くようにしたことを特徴とする超音波流量計。
IPC (1件):
G01F 1/66
FI (1件):
G01F1/66 Z
Fターム (1件):
2F035DA19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 超音波流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-039787   出願人:リコーエレメックス株式会社
審査官引用 (4件)
  • 超音波流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-274374   出願人:松下電器産業株式会社
  • 流量センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-392081   出願人:日産自動車株式会社
  • 超音波流量計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-071395   出願人:松下電器産業株式会社
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