特許
J-GLOBAL ID:200903093620084925

フロー制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-300712
公開番号(公開出願番号):特開2000-134279
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 パケットの紛失/廃棄の原因に応じてフロー制御することにより、不要なcwnd削減を回避し、適切なスループットを得る。【解決手段】 送信エンドノード1において、輻輳発生が確認された場合は(ステップ15:YES)、通信網で発生した輻輳によるパケット紛失であると判断して輻輳ウィンドウ値を削減し(ステップ33)、輻輳確認手段により輻輳発生が確認されず(ステップ15:NO)、重複Ack検出手段により重複Ack受信が確認された場合は(ステップ22:YES)、通信網5で発生した回線誤りによるパケット紛失であると判断して、輻輳ウィンドウ値を削減することなく、紛失したデータパケットを再送する(ステップ23)。
請求項(抜粋):
通信網を介して接続された送受信エンドノード間で、レイヤ4プロトコルとして、受信エンドノードの受信能力を示す受信告知ウィンドウ(adwnd)と、ネットワークの転送能力を推定した輻輳ウィンドウ値(cwnd)とのいずれか小さい値で示されるパケット数の範囲内で、送信エンドノードから受信エンドノードに対してデータパケットを送信する場合のフロー制御方法において、送信エンドノードに、送信エンドノードと受信エンドノードとを接続する通信網で発生した輻輳を確認する輻輳確認手段と、データパケットに応じて受信エンドノードから返送される確認応答用のAckパケットのうち、同一データパケットに対するAckパケットを所定数連続して受信する重複Ack受信が確認された場合にパケット紛失事象を検出する重複Ack検出手段とを設け、送信エンドノードは、Ackパケットを受信した時点で、輻輳確認手段により輻輳発生が確認された場合は、通信網での輻輳によりパケットが紛失したと判断して、輻輳ウィンドウ値を削減し、Ackパケットを受信した時点で、輻輳確認手段により輻輳発生が確認されずに、重複Ack検出手段により重複Ack受信が確認された場合は、通信網で発生した回線誤りによるパケット紛失であると判断して、輻輳ウィンドウ値を削減することなく、紛失したデータパケットを再送することを特徴とするフロー制御方法。
IPC (2件):
H04L 29/08 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04L 13/00 307 Z ,  H04L 11/20 102 C ,  H04L 11/20 102 E
Fターム (18件):
5K030GA03 ,  5K030HA08 ,  5K030HB13 ,  5K030HC09 ,  5K030JL01 ,  5K030LA02 ,  5K030LC03 ,  5K030LC11 ,  5K030MB02 ,  5K034AA05 ,  5K034EE03 ,  5K034EE11 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034HH06 ,  5K034KK28 ,  5K034MM16 ,  5K034NN26

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