特許
J-GLOBAL ID:200903093620612093

軌陸車のタイヤスペーサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187825
公開番号(公開出願番号):特開平9-011718
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 軌道(鉄道用レール)が狭軌道であっても標準軌道であってもタイヤ交換という大変な作業を必要とせず、また、特殊なタイヤを使用することなくタイヤチェーンを取り付ける手軽さで軌陸車の軌道走行時における駆動力を得られるようにする。【構成】 軌陸車の軌道走行時において、駆動軸に装着されたダブルタイヤ31、32の対向側面間のリング状空隙部分にはめ込み可能な形状を有する複数のタイヤスペーサ71をチェーン74(連結具)によって直列に連結し、これを一体として各スペーサブロックを前記リング状空隙部分にはめ込むようにして巻き付け、前記ダブルタイヤを一本の幅広な駆動輪とするように構成される。これにより、タイヤ幅が軌道幅と一致せずタイヤとタイヤの間に軌道が位置する場合であっても上記リング状空隙部分に嵌合されているスペーサブロックとの接触圧を確保することにより、軌陸車を駆動することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも前輪および後輪の一方が駆動される道路走行可能な車両であり、駆動軸の左右両端にそれぞれ複数の駆動輪を有してなる道路走行用車輪と、前記車両に下方に張り出し自在に取り付けられた軌道走行用車輪とを有し、道路走行時には、前記軌道走行用車輪を格納させて前記道路走行用車輪により走行を行わせ、軌道走行時には、軌道上に前記軌道走行用車輪を張り出させて前記軌道走行用車輪によりこの軌道上で前記車両の車体を支持させ、且つ前記道路走行用車輪を前記軌道に接触させて駆動し前記軌道上の走行を行わせるように構成された軌陸車のタイヤスペーサであって、前記複数の駆動輪の対向側面間のリング状空隙部分にはめ込み可能な形状を有する複数のスペーサブロックと、この複数のスペーサブロックを直列に連結保持する結合部材とからなり、前記スペーサブロックを前記リング状空隙部分にはめ込むようにして前記リング状空隙部分に巻き付けられ、前記複数の駆動輪を一本の幅広な駆動輪とすることを特徴とする軌陸車のタイヤスペーサ。
IPC (2件):
B60C 27/06 ,  B60F 1/04
FI (2件):
B60C 27/06 Z ,  B60F 1/04

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