特許
J-GLOBAL ID:200903093632389748

車両用ヒートポンプ式冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 保男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132376
公開番号(公開出願番号):特開平5-319071
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 気象条件に左右されず安定した制御で冷暖房能力を向上すると共に、除湿暖房を可能とし、しかも消費電力を節約しながら車室内熱入力の増加を可能とする。【構成】 コンプレッサと、車室外熱交換器と、放熱用車室内熱交換器と、膨張手段と、吸熱用車室内熱交換器と、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時に少なくとも前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時に前記車室外熱交換器を回避させて前記放熱用車室内熱交換器に導入する冷媒流路切換手段とを備え、暖房特性を設定する手段と、この暖房特性に関係する吸熱用車室内熱交換器の冷却状態と放熱用車室内熱交換器の加熱状態との少なくとも一方を検出する手段と、コンプレッサを可変する物理量を設定し前記コンプレッサを制御する手段と、車室内の熱負荷に関係する熱環境情報に基づいて前記送風手段を制御する手段とを設けた。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段によって導入された空気に放熱して温風を作る放熱用車室内熱交換器と、この放熱用車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張手段と、この膨張手段の冷媒流出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側とに接続され、送風手段によって導入された空気の熱を、前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段を通して供給された冷媒に吸熱して冷風を作る吸熱用車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時に少なくとも前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時に前記車室外熱交換器を回避させて前記放熱用車室内熱交換器に導入する冷媒流路切換手段とを備えた車両用ヒートポンプ式冷暖房装置であって、前記吸熱用車室内熱交換器の冷却状態と放熱用車室内熱交換器の加熱状態との少なくとも一方とコンプレッサの仕事量を可変する物理量との相関関係で示される暖房特性を設定する手段と、この暖房特性に関係する吸熱用車室内熱交換器の冷却状態と放熱用車室内熱交換器の加熱状態との少なくとも一方を検出する手段と、前記暖房特性と前記検出手段の検出結果との関係で前記コンプレッサを可変する物理量を設定し前記コンプレッサを制御する手段と、車室内の熱負荷に関係する熱環境情報に基づいて前記送風手段を制御する手段とを設けたことを特徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00

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