特許
J-GLOBAL ID:200903093638081389
脱硫脱炭装置および二酸化炭素除去の前処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
栗林 三男
, 大畑 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-078045
公開番号(公開出願番号):特開2009-226365
出願日: 2008年03月25日
公開日(公表日): 2009年10月08日
要約:
【課題】燃焼排ガスから二酸化炭素を除去する際のエネルギ効率の向上と、除去する設備のスペース効率の向上を図り、燃焼排ガス処理全体の効率の向上を図る。【解決手段】吸収塔1内の下部に外部から導入された燃焼排ガスから硫黄酸化物を吸収して分離するとともに煤塵を分離する脱硫部2を設ける。また、この吸収塔1内の上部に前記脱硫部2で硫黄酸化物が吸収分離された燃焼排ガスから二酸化炭素を吸収して分離する脱炭部4を設けることでスペース効率の向上を図る。また、脱硫部2において、燃焼排ガスに含まれる硫黄酸化物を当該硫黄酸化物濃度が1ppm以下となるまで除去し、かつ、燃焼排ガスに含まれる煤塵を3mg/m3N以下となるまで除去する。これにより、脱炭部4において二酸化炭素を吸収するアミン吸収液の劣化を防止し、エネルギ効率の向上を図ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼排ガスから硫黄酸化物と二酸化炭素とを分離回収する脱硫脱炭装置であって、
外部から燃焼排ガスが導入されて処理された後に外部に導出される吸収塔と、
当該吸収塔内の下部に設けられ、外部から導入された燃焼排ガスから硫黄酸化物を吸収して分離するとともに煤塵を分離する脱硫部と、
当該吸収塔内の上部に設けられ、前記脱硫部で硫黄酸化物が吸収分離された燃焼排ガスから二酸化炭素を吸収して分離する脱炭部と、
前記脱硫部には、石灰石を含んで硫黄酸化物を吸収する脱硫用吸収液が貯留された脱硫槽と、
当該脱硫槽の上に設けられ、燃焼排ガスが外部から導入される吸収塔排ガス導入部と、
当該吸収塔排ガス導入部から導入された燃焼排ガスを前記脱硫槽の脱硫用吸収液内に噴出して分散させる複数のガス分散管と、
前記脱硫用吸収液から放出された脱硫除塵処理済みの燃焼排ガスを脱炭部に導出する脱硫側排ガス導出部とが備えられ、
前記脱炭部には、二酸化炭素を吸収するアミン吸収液が保持された脱炭帯域を有し、前記脱炭側排ガス導入部に導入された燃焼排ガスを前記脱炭帯域に通過せしめて燃焼排ガスをアミン吸収液に接触させる排ガス・吸収液接触手段と、
当該脱炭帯域の下に設けられ、前記脱硫側排ガス導出部から導出された燃焼排ガスが導入される脱炭側排ガス導入部と、
前記脱炭帯域のアミン吸収液から放出された脱炭処理済みの燃焼排ガスを前記吸収塔の外部に導出する吸収塔排ガス導出部とを備えたことを特徴とする脱硫脱炭装置。
IPC (4件):
B01D 53/50
, B01D 53/77
, B01D 53/62
, B01D 53/14
FI (3件):
B01D53/34 125Q
, B01D53/34 135Z
, B01D53/14 C
Fターム (30件):
4D002AA02
, 4D002AA09
, 4D002AC01
, 4D002BA02
, 4D002BA14
, 4D002CA01
, 4D002CA06
, 4D002CA13
, 4D002DA05
, 4D002DA16
, 4D002DA31
, 4D002EA03
, 4D002FA01
, 4D002FA08
, 4D002GA01
, 4D002GB02
, 4D002HA01
, 4D020AA03
, 4D020AA06
, 4D020BA02
, 4D020BA09
, 4D020BA16
, 4D020BB03
, 4D020BB05
, 4D020BC01
, 4D020CB01
, 4D020CB25
, 4D020CC02
, 4D020DA03
, 4D020DB03
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (7件)
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