特許
J-GLOBAL ID:200903093646326943

バスアクセス方法、バス、並びにバス接続システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076883
公開番号(公開出願番号):特開平9-269927
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】複数のCPUと階層的に構成されるバスシステムにおいて、下位のアービトレーション処理を早期に開始することにより、バスアクセスの高速化を図る。【解決手段】アクセスを要求する複数のバスマスタは、上位バス105a上にアービトレーションコードとして、ターゲット指示情報とアービトレーション優先度とを一斉に送信する。この送信は開始フェーズで行われる。そして、競争フェーズの後1つのアービトレーションコードが残り、バスブリッジ装置では、比較器がターゲット指示情報から下位バス105bと接続する必要があるかを判断し、必要であれば、下位バス分散アービトレーション回路が下位バスのアービトレーション処理を開始する。このアービトレーション処理は、上位バスの決定フェーズの後に実行することができるため、従来のようにマスタフェーズの後にアービトレーション処理を開始する方法と比較して高速になる。
請求項(抜粋):
第1のバスと第2のバスとの間のデータの転送を行うバスアクセス方法において、上記第1のバスに接続された複数のアクセス要求装置から、上記第1のバスの使用権を獲得するために、上記複数のアクセス要求装置それぞれの優先度を示す第1の優先度信号及びアクセス対象となる装置の所在位置を表すターゲット指示情報を複数受け付ける第1の開始ステップと、上記第1の開始ステップで受け付けた複数の第1の優先度信号の中から優先度の高い第1の優先度信号を選択する第1の競争ステップと、上記第1の競争ステップで選択された第1の優先度信号に対応する上記アクセス要求装置へ上記第1のバスの使用権を付与し、選択した第1の優先度信号に対応するターゲット指示情報が上記第2のバスの接続先を示している場合に、選択した第1の優先度信号を第2の優先度信号として第2のバスの使用権を獲得するために出力する第1の決定ステップと、上記第2のバスに接続されたアクセス要求装置の優先度を示す第3の優先度信号及び上記第2の優先度信号を受け付ける第2の開始ステップと、この第2の開始ステップで受け付けた複数の優先度信号のうち優先度の高い優先度信号を選択する第2の競争ステップと、上記第2の競争ステップで選択した優先度信号に対応する上記アクセス要求装置へ上記第2のバスの使用権を付与する第2の決定ステップと、を備えたバスアクセス方法。
IPC (3件):
G06F 13/368 ,  G06F 13/36 310 ,  G06F 13/362 510
FI (3件):
G06F 13/368 Z ,  G06F 13/36 310 C ,  G06F 13/362 510 D

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