特許
J-GLOBAL ID:200903093647822782

脆性破壊伝播停止特性の優れた溶接用構造用鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-315650
公開番号(公開出願番号):特開平5-148542
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 表層から少なくとも0.1mm以上の範囲を超細粒化し且つ集合組織を発達させることにより脆性破壊伝播停止特性であるKca特性とNDT特性を両立させる鋼板を生産性よく経済的に製造する。【構成】 表層部から少なくとも0.1mm以上の範囲にわたって平均円相当径で3μm以下のフェライト粒からなり、且つそのフェライト粒の同一結晶方位を有する集合組織のコロニーのアスペクト比(長径/短径の比)が4以上の組織により構成されることを特徴とする鋼板及び鋼片もしくは鋼板を、最終製品板厚をt、圧延中途中水冷時の板厚をt0 とした時、表層から少なくとも板厚方向に0.1×t0 /t(mm)以上の領域を急冷して、その後、当該表層部がAc3 以下の温度から圧延を開始もしくは再開し、(Ac3 -150)°CからAc3 °Cの範囲で圧延を行う。
請求項(抜粋):
表層から少なくとも0.1mm以上の範囲にわたり平均円相当径で3μm以下のフェライト粒からなり、且つそのフェライト粒の同一結晶方位を有する集合組織のコロニーのアスペクト比(長径/短径の比)が4以上の組織により構成されることを特徴とする脆性破壊伝播停止特性の優れた溶接用構造用鋼板。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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