特許
J-GLOBAL ID:200903093652948131

鉄筋コンクリート建造物の基礎構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193565
公開番号(公開出願番号):特開平7-042167
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 地中梁やフーチングを廃止すべく杭と柱と1階床スラブを一体剛接合した鉄筋コンクリート造の基礎構造を提供する。【構成】 基礎構造を地盤G中に構築した杭Pと、この杭P上に一体剛接された柱Qと、この両者にそれぞれ一体剛接された1階床スラブRとから構成する。柱主筋4を杭頭部5から外方へ緩やかに屈曲して、杭Pの下方へ斜め漸進的に円周状に配された杭主筋1の位置まで延ばしてこれに接合する。杭の柱に対する剛性比率Kを2.5 以下に設定する。1階床スラブR範囲内にある杭主筋1を地盤表面G0 から突出し立上がり部分3を形成し、これと床スラブRのL型鉄筋10とを接合する。床スラブRの上端筋8と下端筋9は柱主筋4に囲まれた空間内まで延設する。
請求項(抜粋):
地盤中に建て込んだ杭と該杭上に立設した柱と該柱間に敷設した床スラブとを有する鉄筋コンクリート造において、前記柱と杭とを剛接合し、かつ、これら杭および柱にそれぞれ1階床スラブを剛接合して、杭、柱および1階床スラブの三者を相互に一体剛接構造となすとともに、該杭を地盤により弾性支持すべく杭の柱に対する剛性比率K( =K1 / K2 ) を2.5 以下に設定したことを特徴とする鉄筋コンクリート建造物の基礎構造。但し、K1 は杭の剛性、K2 は柱の剛性である。

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