特許
J-GLOBAL ID:200903093655498277

鉛蓄電池のエキスパンド格子体用鉛合金シートの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150365
公開番号(公開出願番号):特開平5-343070
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 錫(Sn)の含有量の多い鉛-カルシウム-錫(Pb-Ca-Sn)合金からなるエキスパンド格子体用鉛合金シートの製造法に関し、鉛合金シートの強度および耐食性を向上させることができるとともに、鉛合金シートにクラックが発生することを防止することができる鉛合金シートの製造法を提供する。【構成】 カルシウム(Ca)を0.03〜.0.08重量%と錫(Sn)を0.5〜1.5重量%含む鉛-カルシウム-錫(Pb-Ca-Sn)合金の溶湯から連続鋳造体を作製した直後、速やかに連続鋳造体の表面を150°C〜200°Cである温度状態から40°C〜60°Cになるまで冷却し、その後、連続鋳造体内部からの熱伝導により表面の温度が上昇した連続鋳造体を圧延して所定の厚みの鉛合金シートを作製するものである。
請求項(抜粋):
カルシウム(Ca)を0.03〜0.08重量%、錫(Sn)を0.5〜1.5重量%含み、残部が鉛(Pb)からなる鉛-カルシウム-錫(Pb-Ca-Sn)合金の溶湯から連続鋳造体を作製し、この作製した連続鋳造体を冷却するとともに圧延してエキスパンド格子体用鉛合金シートを作製する製造法であり、前記連続鋳造体を作製した直後、速やかにその表面を150°C〜200°Cの温度状態から40°C〜60°Cになるまで冷却し、その後連続鋳造体内部からの熱伝導により前記表面の温度が上昇した連続鋳造体を圧延して所定の厚みの鉛合金シートを作製する鉛蓄電池のエキスパンド格子体用鉛合金シートの製造法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-162264

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