特許
J-GLOBAL ID:200903093664820530

形態制御された単分散バテライト型炭酸カルシウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348090
公開番号(公開出願番号):特開平5-155613
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 第三角法による表示において、平面図の横径をa、縦径をb、正面図と側面図の高さ径をcと定義し、c/a又はbの短い方の比がMである形態制御された単分散バテライト型炭酸カルシウムを製造するに際し、メタノールと生(消)石灰と水の混合系に炭酸ガスを導通し炭酸化反応を開始し、炭酸化反応系内の導電率(電気伝導度)が最高値に到達してからT1時間後、反応系内のpHが下記の式によって定義される範囲のpH(下記pH範囲1とpH範囲2の合計範囲)でT2時間制御する製造方法。生(消)石灰の生石灰換算濃度がメタノールに対し0.1〜12重量%で、水の量が生石灰に対し1〜80倍モル。pH範囲1 8.9≦pH<11.5 で(-M+10)≦pH≦(-13M/9)+(23/2)pH範囲2 5.5≦pH<8.9 で(-29M/3)+(293/15)≦pH≦(-29M/12)+(53/4)T2≧(T1/10)【効果】 任意の形状のバテライト型炭酸カルシウムが得られ、粒子は高度の均一性と分散性を備えている。
請求項(抜粋):
板状体、碁石状楕円球体、球状体、ラグビーボール状楕円球体等の粒子形態を有する単分散バテライト型炭酸カルシウムの投影面が最も円に近い面を平面図とした粒子の第三角法による表示において、平面図の横径をa、縦径をb、正面図と側面図の高さ径をcと定義し、c径の長さ/a又はbの短い方の径長さの比がMである単分散バテライト型炭酸カルシウムを製造するに際し、メタノールと生石灰及び/又は消石灰と水の混合系に炭酸ガスを導通し炭酸化反応を開始し、炭酸化反応系内の導電率(電気伝導度)が最高値に到達してからT1時間後、反応系内のpHが下記の式によって定義される範囲のpH(下記pH範囲1とpH範囲2の合計範囲)でT2時間制御することを特徴とする、形態制御された単分散バテライト型炭酸カルシウムの製造方法。但し、上記混合系の生石灰及び/又は消石灰の生石灰換算濃度がメタノールに対し0.1〜12重量%で、水の量が生石灰(消石灰の場合は同一モルの生石灰に換算)に対し1〜80倍モル。M=c径の長さ/a又はbの短い方の径長さpH範囲1 8.9≦pH<11.5 で且つ(-M+10)≦pH≦(-13M/9)+(23/2)pH範囲2 5.5≦pH<8.9 で且つ(-29M/3)+(293/15)≦pH≦(-29M/12)+(53/4)T2≧(T1/10)
IPC (2件):
C01F 11/18 ,  C08K 3/26 KAF
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-031315
  • 特開平4-031316
  • 特開平4-031317
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