特許
J-GLOBAL ID:200903093668111738

繊維光学センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107004
公開番号(公開出願番号):特開平6-034671
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 センサヘッドと評価電子回路との間の分離を行い、構造が単純で測定精度の高い、電界や電圧を測定する繊維光学センサを提供する。【構成】 センサヘッド15と評価ユニット14の間に通じる双モード繊維の代わりに、タンデム干渉計式の同種で分離した二つの双モード繊維5a,5bが接続されている。センサ繊維として使用される第一の双モード繊維5aは反射配置で駆動され、センサ要素6と共にセンサヘッド15中に配設される。基準繊維として使用される第二の双モード繊維5bは独立した評価ユニット14中にある。このユニットには、センサ繊維を反射配置で駆動するのに必要な少なくとも一つの繊維結合器かビームスプリッタがある。センサヘッド15と評価ユニット14はただ一つの敏感でない単一モード繊維によって連結されている。
請求項(抜粋):
下記構成、(a) 光源、(b) 圧電センサ素子、(c) 入力端と LP01 基本モードと偶数 LP11 モードが伝播する他端とを備え、電界中でのセンサ素子の寸法変化が繊維の長さ変化となるように、少なくとも部分的にセンサ素子に固定されている第一の双モード繊維、および(d) 電界による繊維の長さ変化を測定する手段、を有する繊維光学センサにおいて、(e) 光源(1)が多モードレーザーダイオードであり、(f) 測定手段が第二の双モード繊維(5b)を有し、(g) 光路差(ΔL1,ΔL2)とこれ等の光路差の和(ΔL1+ΔL2)に対する干渉コントラスト(V)がそれぞれほぼ零に等しくなり、前記光路差の差(ΔL1-ΔL2)に対して絶対あるいは相対最大値を占めるように、二つの双モード繊維のパラメータと個々の双モード繊維中のモードに生じる相対光路差(ΔL1,ΔL2)とが光源のコヒーレント特性に合わしてあり、(h) 第一の双モード繊維(5a)の他端が鏡面仕上げされ、(i) 一方で光源(1)と測定手段(14)の間と、他方で光源(1)と第一の双モード繊維の入力端との間で光を伝送するため、単一モード繊維(3)を設け、(j) 光源(1)からの光を単一モード繊維(3)に入射させ、第一の双モード繊維(5a)の他端で反射する単一繊維(3)からの光を第二双モード繊維(5b)に取り出すために、繊維結合器(2)あるいはビームスプリッタ(2′)が設けてある、ことを特徴とする繊維光学センサ。

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