特許
J-GLOBAL ID:200903093677423840

スタッドボルトの植込装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067687
公開番号(公開出願番号):特開2000-263353
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 スタッドボルトをワークに確実に植え込むことができると共に、植え込み終了後、スタッドボルトに緩みを生じさせることのない確実なスタッドボルトの植え込みがもたらされるスタッドボルトの植込装置を提供する。【解決手段】 シャフト1に摺動可能にピストン3を設け、スタッドボルト11を螺合保持するソケット12内に移動自在に鋼球14を設け、シャフト1を正転前進させてスタッドボルト11をねじ込む際は、ピストン駆動制御手段によりピストン3を介して鋼球14をスタッドボルト11の後端面に押圧してロック状態とし、ねじ込み終了後、シャフト1を逆転後退させる際は、上記ピストン駆動制御手段によりピストン3によるスタッドボルト11の後端面に対する鋼球14の押圧を解除する。
請求項(抜粋):
正逆回転可能でかつ軸方向に進退可能な中空状のシャフトと、該シャフトの先端部に一体に回転かつ進退可能に結合され、スタッドボルトの後端部を螺合するロック用ねじ部を有する中空状のソケットと、上記シャフトに嵌合して軸方向に摺動可能に配設されたピストンと、上記ソケット内で上記シャフトの先端部と上記ロック用ねじ部との間に移動自在に配設された鋼球と、上記ピストンを軸方向に駆動して、上記鋼球を上記ピストンを介して上記ロック用ねじ部に螺合された上記スタッドボルトの後端面に選択的に押圧するピストン駆動制御手段とを備え、上記ピストン駆動制御手段は、上記シャフトを正転前進させて上記スタッドボルトの植え込みを行う際は、上記ピストンを介して上記鋼球を上記スタッドボルトの後端面に押圧して上記シャフトと上記スタッドボルトとをロック状態とし、上記シャフトを逆転後退させて上記ソケットを上記スタッドボルトから後退させる際は、上記ピストンによる上記スタッドボルトの後端面に対する上記鋼球の押圧を解除することを特徴とするスタッドボルトの植込装置。

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