特許
J-GLOBAL ID:200903093685171523

周波数オフセット補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023009
公開番号(公開出願番号):特開平9-200280
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 位相誤差の補償の精度を落とすことなく、位相補償値の演算に費やす電力を減らすことができる周波数オフセット補償装置を提供する。【解決手段】 検波後の受信データの周波数オフセットに起因する位相誤差を位相誤差補償値を用いて補償する位相補償手段9と、位相補償手段の出力に対して象限判定を行なう判定手段10と、検波後の受信データと象限判定後のデータとの相関値から位相誤差を推定して位相補償手段に位相誤差補償値を出力する位相誤差推定手段4とを備える周波数オフセット補償装置において、位相誤差推定手段が、1シンボル毎に算出した、検波後の受信データSの共役複素データS’と判定手段の出力Dとの相関値S'D、及び受信データSとその共役複素データS’との複素乗算結果|S|2を、それぞれNシンボル間に渡って累積し、これらの累積値を用いてNシンボル毎に位相誤差補償値Ψ’を演算する。位相誤差補償値の算出が、毎シンボルではなく、Nシンボルに1回の割りで行なわれるため消費電力が低減する。
請求項(抜粋):
検波後の受信データの周波数オフセットに起因する位相誤差を位相誤差補償値を用いて補償する位相補償手段と、位相補償手段の出力に対して象限判定を行なう判定手段と、検波後の受信データと象限判定後のデータとの相関値から周波数オフセットに起因する位相誤差を推定して前記位相補償手段に位相誤差補償値を出力する位相誤差推定手段とを備える周波数オフセット補償装置において、前記位相誤差推定手段が、1シンボル毎に算出した、検波後の受信データSの共役複素データS’と判定手段の出力Dとの相関値S'D、及び検波後の受信データSとその共役複素データS’との複素乗算結果|S|2を、それぞれNシンボル間に渡って累積し、これらの累積値を用いてNシンボル毎に前記位相誤差補償値を演算することを特徴とする周波数オフセット補償装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H03D 3/06
FI (2件):
H04L 27/22 C ,  H03D 3/06 Z

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