特許
J-GLOBAL ID:200903093690326390

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236860
公開番号(公開出願番号):特開平7-109943
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 動的なモデルとして近似する内燃機関に負荷変動等に起因するモデル化誤差が生じても、それが制御結果に及ぼす影響を好適に抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供する。【構成】 内燃機関の制御入力並びに制御出力にあたる操作量並びに制御量の現在及び過去の値を内燃機関の動的なモデルの内部状態を代表する状態変数量として使用する。また、上記制御量についてはその目標値との偏差を累積する。一方、内燃機関のモデル化についてはこれをリアルタイムにて行い且つ、このリアルタイムにて算出されるモデル定数に基づき構築されるレギュレータに対してその最適フィードバックゲインをその都度、若しくはある所定の条件のもとに算出する。内燃機関に対する操作量は、この算出される最適フィードバックゲイン、及び上記状態変数量、及び上記偏差の累積値に基づいて決定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を操作するアクチュエータと、内燃機関の運転状態における制御量を検出する運転状態検出手段と、前記アクチュエータの現在及び過去の操作量、並びに前記運転状態検出手段による現在及び過去の制御量検出値を、内燃機関の動的なモデルの内部状態を代表する状態変数量として出力する状態変数量出力手段と、前記運転状態検出手段による制御量検出値とその目標値との偏差を累積する偏差累積手段と、前記アクチュエータの過去の操作量、並びに前記運転状態検出手段による現在及び過去の制御量検出値に基づいて、内燃機関の動的なモデルとしてのモデル定数をリアルタイムにて算出するモデル定数算出手段と、この算出されるモデル定数に基づいて構築されるレギュレータに対し、所定の評価関数を用いてその最適フィードバックゲインを算出するフィードバックゲイン算出手段と、この算出される最適フィードバックゲイン、及び前記状態変数量出力手段から出力される状態変数量、及び前記偏差累積手段による偏差累積値に基づいて前記アクチュエータの操作量を算出する操作量算出手段と、を具えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平4-279749
  • 特開昭64-008336
  • 特開平4-252833
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