特許
J-GLOBAL ID:200903093700212983

磁気ディスク装置のクロック再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233687
公開番号(公開出願番号):特開平6-084290
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 磁気ディスク装置のクロック再生回路に関し、この回路において擬似引き込みが発生せず、正確なクロック再生を可能にすることを目的とする。【構成】 再生信号からサンプリング信号Ynを作るサンプルホルダ1と、信号Ynの+1,0,-1 の判定信号Xn を作る3値判定回路2と、信号Ynの遅延信号Yn-1を作る遅延素子3と、信号Xnの遅延信号Xn-1を作る遅延素子4と、信号Yn-1と信号Xnの積を演算する掛け算器5と、信号Ynと信号Xn-1の積を演算する掛け算器6と、掛け算器5, 6からの積の差をとって位相誤差Znを検出する引き算器7と、位相誤差Znを平滑するループフィルタ8と、平滑後の位相誤差Znで周波数が制御される電圧制御発振器9と、信号Ynと信号Yn-1の0レベルを監視し、両者が同時に0レベルの時はフィルタ8への入力信号を遮断し、電圧制御発振器9を自走させる0レベル監視回路10とからクロック再生回路を構成する。
請求項(抜粋):
ゾーンビット記録方式でデータが記録された磁気ディスクから読み出された再生信号をサンプリングし、このサンプリング再生信号からデータおよびクロックを再生する磁気ディスク装置のクロック再生回路であって、再生信号からサンプリング信号(Yn)を作るサンプルホルダ(1) と、前記サンプリング信号(Yn)の+1, 0, -1の3値を判定して、判定信号(Xn)を作る3値判定回路(2) と、前記サンプリング信号(Yn)から1シンボル遅れた遅延サンプリング信号(Yn-1)を作る第1の遅延手段(3) と、前記判定信号(Xn)から1シンボル遅れた遅延判定信号(Xn-1)を作る第2の遅延手段(4) と、前記遅延サンプリング信号(Yn-1)と前記判定信号(Xn)との積を演算する第1の掛け算器(5) と、前記サンプリング信号(Yn)と前記遅延判定信号(Xn-1)との積を演算する第2の掛け算器(6) と、前記第1と第2の掛け算器(5), (6)から得られた積の差をとってクロックと再生波形の信号点との位相誤差(Zn)を検出する引き算器(7) と、この位相誤差(Zn)を平滑化するループフィルタ(8) と、平滑後の位相誤差(Zn)で発振周波数が制御される電圧制御発振器(9) と、前記サンプリング信号(Yn)と、1シンボル遅れた遅延サンプリング信号(Yn-1)の0レベルを監視し、両者が同時に0レベルになった時は前記ループフィルタ(8) への入力信号を遮断し、前記電圧制御発振器(9) を自走させる0レベル監視回路(10)とを備えることを特徴とする磁気ディスク装置のクロック再生回路。

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