特許
J-GLOBAL ID:200903093701042798

ペン型注射器の溶解補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田中 壽雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-254782
公開番号(公開出願番号):特開2003-062045
出願日: 2001年08月24日
公開日(公表日): 2003年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】患者自身が溶媒と薬剤が可動式の隔壁で分離された形態のペン型注射器の注射液を調整する時、煩雑な手動操作やそれに伴う誤操作を防止するため、溶解操作を自動化した取扱が容易な溶解補助装置を提供すること。【解決手段】溶解補助装置1には、ペン型注射器2を収納する注射器の外形にマッチした形状の凹面、その内部に注射器への針管4または針管カバー17の装着を感知するセンサー及び、注射器のプランジャー後端10を押上げる可動板8を設ける。補助装置1に注射器2を収納した時、センサーによって針管4または針管カバーの装着が感知されると、溶解装置の作動回路がアンロックされ、起動ボタンを押すと可動板8が所定の速度で上昇し、注射器のプランジャー後端10を押し上げ、注射器の内部で可動式の隔壁11で分離して収納された溶媒が、バイパス機構12を通って薬剤と混合して溶解される。薬剤の溶解が完了した後、その状態で自動的に停止する様に構成されている。
請求項(抜粋):
溶解補助装置1には、ペン型注射器2を収納する注射器保持部3、該注射器2の先端に装着された針管4または針管カバー17を感知するための針管感知センサー5、該注射器2に充填された溶媒6で薬剤7を溶解するための可動板8が設けられ、(1) 注射器保持部3には、該注射器2の外形9にマッチした形状の凹面9′が設けられ、この部分に該注射器2を収納することにより、該注射器2は上向きに固定した状態で保持され、(2) 針管感知センサー5は該注射器2を収納した時、針管4または針管カバー17が接触することによって、針管4または針管カバー17の装着が感知されると、該溶解補助装置1の作動回路がアンロックされ、(3) 該溶解補助装置1を起動させると可動板8が所定の速度で上昇して、注射器のプランジャー後端10を押し上げることにより、該注射器2の内部に可動式の隔壁11で分離されて収納された、溶媒6が上部に押し上げられ更にバイパス機構12を通って薬剤7と混合して溶解され、(4) 可動板8が溶解完了した位置で自動的に停止する様に、構成されてなるペン型注射器の溶解補助装置。
IPC (2件):
A61J 3/00 312 ,  A61M 5/28
FI (2件):
A61J 3/00 312 ,  A61M 5/28
Fターム (4件):
4C066BB01 ,  4C066CC09 ,  4C066DD07 ,  4C066EE16

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