特許
J-GLOBAL ID:200903093709451514

ギアボックス用の可変剛性位置決めリンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253938
公開番号(公開出願番号):特開2000-179359
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 ファンブレードの損失状態のような大きなロータアンバランス状態においてギアボックスハウジングと補機の損傷を最小化する。【解決手段】 ギアボックスをエンジンケースに取り付ける可変剛性位置決めリンク52は、シリンダ54、シリンダ54内にスライド可能に配置されたピストン56、ピストン56と一体に形成されたコネクティングロッド58、を含む。コネクティングロッド58は、所定のレベルの軸方向荷重で剪断するシヤーピン60によってシリンダ54に接続されている。ファンブレードの損失により高い軸方向荷重(圧縮あるいは引張の荷重)が、リンク52を通して伝達されると、シヤーピン60は剪断され、ピストン56がエラストマー64を圧縮しつつ移動する。シリンダ54およびピストン56が部分的に解放されるため、エンジンケースの撓みによるエネルギは、ギアボックスには伝達されない。
請求項(抜粋):
エンジンケースを備えたガスタービンエンジンのギアボックス用の可変剛性位置決めリンクであって、通常の動作中は高い第1の剛性を有するリンクにおいて、端部がエンジンケースに接続された第1の部分と、端部がギアボックスに接続された第2の部分と、より低い第2の剛性を有し、高いロータアンバランス状態の間に、高い軸方向荷重の作用に応答して、上記第1の部分と上記第2の部分とが部分的に離れて再接続されるように、上記第1の部分と上記第2の部分とを離脱可能に接続する分離機構と、を備え、これにより、エンジンケースからギアボックスへの荷重の伝達が減少してギアボックスの損傷を最小化するように、第1の部分および第2の部分が部分的に分離されることを特徴とする可変剛性位置決めリンク。
IPC (2件):
F02C 7/36 ,  F02C 7/32
FI (2件):
F02C 7/36 ,  F02C 7/32
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭61-060222
  • 特開平3-051543
  • 特公昭61-060222
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