特許
J-GLOBAL ID:200903093709516942

パケット交換型通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-062690
公開番号(公開出願番号):特開平6-224939
出願日: 1991年03月04日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 従来、優先度方式を採用するパケット交換型通信網では、優先度の高いパケットが同じ転送経路上でそのパケットの前にある優先度の低いパケットにより転送を阻止され、不当に待たされるプライオリティインバージョンが発生した。本発明は、転送を阻止されたパケットをただ単に待機させるのではなく、積極的な対策を立てる。【構成】 あるパケット #10がその転送経路上にある別なパケット #5により転送を阻止された場合、該転送を阻止されたパケット #10の有する情報の少なくとも一部を、該転送を阻止したパケット #5を保持するパケット交換要素4に先送りする。先送りされる情報は優先度であって良く、パケット交換要素4は、先送りされた優先度10と、該優先度10の先送りされたパケット #5と同一の出力ポート62を選択することで衝突を生じている他のパケット #7の優先度7とに基づき調停を行い、最も高い優先度10を持つパケット #5を選択された出力ポートに出力する。
請求項(抜粋):
複数の入力ポートのどれかに与えられたパケットを、一つまたは複数の出力ポートの中から選択した出力ポートに出力できるパケット交換要素を複数個用い、あるパケット交換要素の各出力ポートを別なパケット交換要素の入力ポートに接続して成るパケット交換型通信網において;あるパケットがその転送経路上にある別なパケットにより該転送を阻止された場合、該転送を阻止されたパケットの有する情報の少なくとも一部を、該転送を阻止したパケットを保持するパケット交換要素に先送りすること;を特徴とするパケット交換型通信方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/48
FI (2件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 11/20 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-055903
  • 特開昭64-066908
  • 特開平4-125902
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