特許
J-GLOBAL ID:200903093714403919

地震観測井における湧水・ガスの封止施工方法及びそれに用いられるプラグ構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185175
公開番号(公開出願番号):特開2001-013257
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 湧水・ガスの封止を行ない地震観測井内に設置される地震計への悪影響を回避する地震観測井における湧水・ガスの封止施工方法を提供する。【解決手段】 地震観測井における湧水ガスの封止施工方法において、所定の深さまで地震観測井を掘削するステップと、シール管、サブ管及び該地震観測井内に地震計を設置するための設置ケースを、地震観測井の深さより僅かに短いケーシング管の下端に固定して該地震観測井の内部に挿入設置するステップと、それらの内部を通してシール材充填用管を挿入し、該シール管内部及び地震観測井とケーシング管等との隙間にシール材を充填するステップと、プラグ構造体を適宜の装着用ロッドの下端に着脱可能に取りつけ、ケーシング管等の内に挿入するステップと、そして、プラグ構造体のOリングがサブ管の貫通孔の内面に密接し且つ該プラグ構造体の雄ねじ部が該サブ管の貫通孔にねじ結合させた状態で該プラグ構造体を装着用ロッドから取り外し、該装着用ロッドのみを引き抜くステップとを備えて構成されてなる。
請求項(抜粋):
地震観測井の底部付近を流動性及び硬化性を有するシール材で充填することにより湧水・ガスの封止を行ない該地震観測井内に設置される地震計への悪影響を回避する地震観測井における湧水・ガスの封止施工方法であって、所定の深さまで地震観測井を掘削するステップと、シール材の逆流を防止するシール管、シール材充填用管の先端を着座させる肩部と該肩部に連続する軸方向の貫通孔とを有するサブ管及び該地震観測井内に地震計を設置するための設置ケースを、前記地震観測井の深さより僅かに短い長さまで継結された多数のケーシング管の下端に固定して該地震観測井の内部に挿入設置するステップと、多数のケーシング管及び設置ケースの内部を通してシール材充填用管を挿入し、その先端を前記サブ管の肩部に着座させた状態で前記シール管の内部に向ってシール材を排出し、該シール管内部及び前記地震観測井と前記シール管、サブ管、設置ケース及び多数のケーシング管との隙間にシール材を充填するステップと、前記シール材充填用管を引き抜き、前記シール管の貫通孔にねじ結合可能な雄ねじ部と該雄ねじ部の下方に設置される該貫通孔に密着可能な一又は複数のOリングとを有するプラグ構造体を適宜の装着用ロッドの下端に着脱可能に取りつけ、前記多数のケーシング管及び設置ケースの内部を通して挿入するステップと、そして、前記プラグ構造体のOリングが前記サブ管の貫通孔の内面に密接し且つ該プラグ構造体の雄ねじ部が該サブ管の貫通孔にねじ結合させた状態で該プラグ構造体を適宜の前記装着用ロッドから取り外し、該装着用ロッドのみを引き抜くステップと、を備えて構成されてなる地震観測井における湧水ガスの封止施工方法。
IPC (2件):
G01V 1/20 ,  E21B 33/10
FI (2件):
G01V 1/20 ,  E21B 33/10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭52-092761
  • 特開昭59-142490

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