特許
J-GLOBAL ID:200903093718899978

植物繊維中の糖分量の測定方法、植物繊維の低糖化処理方法、低糖化処理済植物繊維及び該植物繊維を用いた植物繊維セメント成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355239
公開番号(公開出願番号):特開平11-183471
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、セメントの硬化阻害物質である植物繊維中に存在する可溶性糖分量を定量的に測定するための方法並びに該方法により測定して特定の範囲の糖分量を有する低糖化処理済植物繊維を使用した植物繊維セメント成形体を提供することにある。【解決手段】 本発明の植物繊維中の糖分量の測定方法は、平均繊維径または平均繊維厚みが0.5mm以下の植物繊維を、該植物繊維の体積の0.8〜1.5倍の温度60〜80°Cの温水に浸漬し、次いで、固液分離して糖分抽出液を得ると共に植物繊維の含水率が80%以下となるまで脱水し、得られた糖分抽出液と脱水処理により得られた水分を混合し、該混合液の糖分量をアントロン-硫酸反応法により定量し、上記操作を前記混合液中の糖分が実質上不在となるまで反復し、各操作で得られた糖分量を合計することを特徴し、該方法で測定して3.5%以下の糖分量を有する植物繊維を植物繊維セメント成形体に使用することにより、良好な1日曲げ強度が得られると共に長期間にわたり強度を維持することができる。
請求項(抜粋):
植物繊維中の未分解状態での糖分量の測定方法において、平均繊維径または平均繊維厚みが0.5mm以下の植物繊維を、該植物繊維の体積の0.8〜1.5倍の温度60〜80°Cの温水に浸漬し、次いで、固液分離して糖分抽出液を得ると共に植物繊維の含水率が80%以下となるまで脱水し、得られた糖分抽出液と脱水処理により得られた水分を混合し、該混合液の糖分量をアントロン-硫酸反応法により定量し、上記操作を前記混合液中の糖分が実質上不在となるまで反復し、各操作で得られた糖分量を合計することを特徴とする植物繊維中の糖分量の測定方法。
IPC (6件):
G01N 33/48 ,  C04B 18/24 ,  C04B 18/26 ,  C12P 19/02 ,  C13C 3/00 ,  G01N 33/66
FI (6件):
G01N 33/48 N ,  C04B 18/24 Z ,  C04B 18/26 ,  C12P 19/02 ,  C13C 3/00 ,  G01N 33/66 Z

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